増発と運行時間拡大で利便性拡大! 南寧地下鉄ダイヤ改正(2017年6月28日) 南宁地铁调图

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南寧軌道交通は6月25日、プレスリリースにて6月28日に地下鉄1号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 南宁地铁1号线延长运营时间 広西日報 )。今回はこれについて見ていく。

1. 運行時間の大幅な拡大により終電延長

広西チワン族自治区唯一の地下鉄である南寧軌道交通は地下鉄1号線1路線しか運営していないが、中国の他の地下鉄や東京・大阪以外の日本の地下鉄と肩を並べる6両編成で運行をしているが、今回の2017年6月28日ダイヤ改正は大掛かりなものとなった。まずは運行時間。これまで全日において初電出発時刻が起点基準で6時30分、終電出発時刻が同じく22時ちょうどであったものが、終電が30分延長し22時30分発となった。これにより利用可能時間が30分延長されることとなった。

2. 運行間隔も短縮

また今回のダイヤ改正では運行間隔の短縮が行われる。これまで平日7時30分~9時と17時~19時のラッシュ時は6分30秒間隔であったが、それ以外の時間帯は8分間隔であった。それが7分間隔に短縮されたことで14%の運行本数増加となった。恒例の昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は81.2%から92.9%に変化し、利便性が高くなったとはいえ空気輸送が増えているようにも感じる。


3. 結び

南寧地下鉄は2016年12月28日に開業したばかりであるが、わずか半年後に増発を伴うダイヤ改正を行っている。南寧には2013年に高速鉄道が到達しており、今後も発展が見込まれる。2017年12月には地下鉄2号線も開通する予定であるから、今後のダイヤ改正にも注目したい。

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