待っていた!浅草発東武日光行き料金不要列車の復活! 東武鉄道・野岩鉄道臨時列車運転(2018年4月~6月)

東武鉄道は4月16日、プレスリリースにて4月28日~5月6日に特急「けごん」号及び特急「きりふり」号にて臨時列車を運転すると公表した( 平成30年4月・5月(GW)日光線臨時特急列車のご案内 )。また東武鉄道は4月16日、プレスリリースにて4月28日~5月6日に日光線・鬼怒川線でも臨時列車を運転すると公表した( 平成30年 GW日光線・鬼怒川線 臨時列車運転時刻表 )。また東武鉄道は4月25日、プレスリリースにて2018年6月以降に運転する「尾瀬夜行」を500系リバティにて運転すると公表した( 臨時夜行列車 「尾瀬夜行23:55」を特急車両「リバティ」で運行します! )。今回はこれらについて見ていく。

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1. 東武ワールドスクウェア無料入園日に合わせ鬼怒川線で臨時列車運転

今回の2018年4月東武鉄道臨時列車運転では、鬼怒川線でで臨時列車が設定される。まず、4月22日には東武ワールドスクウェア開業25周年に合わせ東武ワールドスクウェアが無料入園日となることから、鬼怒川線で普通列車を3往復設定される。車両は全て6050系による運転となり、下りは下今市発鬼怒川温泉行きが3本、上りは全て下今市行きで、鬼怒川温泉発2本と鬼怒川公園発1本の合計3本の設定となった。

2. 浅草発東武日光行き料金不要列車運転

また今回の2018年4月〜5月GW期間東武鉄道臨時列車運転では、日光線方面でも長距離臨時列車が運転される。

4月28日〜5月6日の土休日には、日光線でも臨時列車が増発される。前年2017年GW期間臨時列車運転では、廃止たった8日後に臨時快速列車を運転したが、今回は浅草8時52分発南栗橋行き区間急行を東武日光まで延長することとした。この区間急行は南栗橋から急行に変更されるが、現在南栗橋を跨いで運転される定期料金不要列車は存在せず、昨年2017年6月以降の日光線臨時列車は南栗橋以北のみでの設定となったため、浅草発東武日光行き直通料金不要列車はまさに1年ぶりの運転となる。また車両は4ドアの10000系列の6両編成で、10000系列の新栃木以北の運転も珍しい。

ダイヤを見ていくと、浅草を出発すると南栗橋までは定期ダイヤでの運転となる。南栗橋で区間急行から急行に種別変更をするが、この区間急行は南栗橋に10時02分に到着後、10時03分発の普通新栃木行きと対面接続を行う。今回の臨時列車運転で区間急行南栗橋行きは延長運転されるが、普通新栃木行きの接続は解除せず、南栗橋で6分停車し臨時急行東武日光行きとして10時08分に発車する。その後板倉東洋大前で日光線定期特急「けごん13号」の待避を行うため9分間停車し、新栃木まで南栗橋で接続した普通列車に追いつくことがないどころか、南栗橋→新栃木間の所要時間でも臨時急行が普通列車に2分負ける結果となっている。

その後、普通新栃木行きは終点新栃木で普通東武日光行きに接続する。臨時急行東武日光行きは新鹿沼でこの普通東武日光行きに接続することができる。しかしその後、下今市でまたも7分停車を行う。おそらく東武日光駅構内での6両対応ホームが限られるため入線待ちだと思われるが、この7分停車の間に新鹿沼で抜かした普通東武日光行きに追いつかれてしまう。追いつかれてから1分後に臨時急行東武日光行きが発車し、東武日光に11時40分に到着する。

その後、10000系列6両編成の臨時急行東武日光行きは上り列車として定期設定がない臨時急行南栗橋行きとして東武日光を12時ちょうどに出発する。その後下今市で6分停車するが、これは鬼怒川線からの普通列車の接続待ちであるものと思われる。その後、急行停車駅を1分以内停車で順当にに停車し、南栗橋に到着する。南栗橋では南栗橋13時21分発地下鉄半蔵門線・東急田園都市線直通急行中央林間行きに連絡し、北千住に14時08分に到着することができる。

なお、運用上は今回臨時延長される区間急行南栗橋行きはそのまま南栗橋入庫であるものと思われるが、今回の延長運転では東武日光まで輸送し、南栗橋に送り返すために東武日光発急行南栗橋行きとして設定されたものと思われる。

しかしなぜ前年2017年GW期間臨時列車運転のように東武伊勢崎線内で北千住~春日部間ノンストップの快速運転をしなかったのだろうか。これは前年の臨時快速が6050系4両と1800系6両のそれぞれ1往復ずつで運転されていた。6050系4両編成は東武快速の定期運転廃止後すぐの運転ということもあり大混雑、1800系は前年こそは着席できないことはなかったようだが今年2018年の運転の直前に5月20日にさよなら運転と引退を行うことから、その前の自由席として乗車できる列車が日光線快速となればたちまち大混雑するに違いない。ともなると、快速の運転ではなく定期区間急行の延長運転とその送り返し列車の運転をすることに至ったのであろう。

3. 日光線南栗橋以北列車も増発

また今回の2018年4月〜5月GW期間東武鉄道臨時列車運転では、日光線・鬼怒川線でもGW期間に普通列車を設定する。朝に運転されるのは新栃木9時13分発臨時急行鬼怒川温泉行きで、浅草7時15分発の区間急行南栗橋行きから終点南栗橋で普通新栃木行き定期列車に乗り継ぐことで接続できる。この増発によりGW期間は新栃木7時台~10時台発の料金不要列車を毎時2本設定することとなった。

昼間は鬼怒川線内での運転が主となり、さきの新栃木発鬼怒川温泉行き普通列車と含め3往復運転される。この3往復は先述の2018年4月22日の臨時列車運転と同じで、下りは鬼怒川温泉行きが3本、上りは鬼怒川公園発1本及び鬼怒川温泉発2本の設定となっている。臨時列車の鬼怒川線最終となる鬼怒川温泉16時51分発普通列車は下今市でスイッチバックし、東武日光行きとして運転される。臨時列車として鬼怒川線から東武日光発着列車が運転されるのは今回が初となる。

その後、東武日光17時55分発臨時急行南栗橋行きを運転し、南栗橋に19時15分に到着する。この急行南栗橋行きは定期列車の区間急行南栗橋行きの運転時間帯の後に運転されるため、混雑緩和に寄与することとなる。しかし終点南栗橋で接続するのは南栗橋19時26分発地下鉄日比谷線直通普通中目黒行きで、せんげん台で地下鉄半蔵門線・東急田園都市線直通急行中央林間行きに抜かれる。この急行中央林間行きは日光線南栗橋始発であるため、越谷以南に向かうには南栗橋19時31分発急行中央林間行きが先着となり、それに接続する南栗橋以北の列車は新栃木18時52分発南栗橋19時30分着普通列車の利用の方が、新栃木以南では遅く出発できる。この臨時列車も日光方面輸送の緩和目的が色濃いものとなっている。これらの日光線南栗橋以北臨時急行列車や鬼怒川線臨時普通列車は2ドアの6050系4両編成で運転される。

5. 東武特急も増発

また今回の2018年4月〜5月GW期間東武鉄道臨時列車運転では、日光線方面特急「けごん」「きりふり」も合計2往復増発される。この増発は2017年7月以降の臨時列車運転でも実施されている通りで、車種変更はあるものの同時刻で運転されている。

6. 尾瀬夜行に新型車両導入へ

また今回の2018年6月東武鉄道臨時列車運転では、私鉄唯一の夜行列車尾瀬夜行23:55の車両を350系4両編成からリバティ用500系3両編成に変更されることとなった。500系車両は既に特急「リバティ会津」として既に野岩鉄道に乗り入れており、乗務員も使用に慣れていることから、すぐに利用できる。東武鉄道としては今回の減車で省エネにつながるほか、1800系及び派生系列の老朽化が進むことから、廃車を進めたいのであろう。

7. 結び

今回の2018年4月~6月臨時列車運転では、浅草発東武日光行き料金不要列車が約1年ぶりに運転されることとなった。また日光線では急行列車、鬼怒川線内では普通列車を増発し、東武特急では日光線方面で2往復増発されることとなった。また野岩鉄道直通臨時特急「尾瀬夜行」も350系から500系に置き換わることとなった。今後日光線方面臨時列車がそのように発展していくのか、見守ってゆきたい。