プレスリリース無しのサイレントダイヤ改正実施へ 東京メトロ銀座線ダイヤ改正(2019年3月1日)

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東京メトロは2019年2月28日、時刻表上で3月1日に銀座線でダイヤ改正を行うと公表した( 東京メトロ・銀座線では2019年3月1日(金)にダイヤ改正を実施いたします。 )。今回はこれについて見ていく。

2019年3月16日全国一斉ダイヤ改正まとめについてはこちら!

1. プレスリリース無しのサイレントダイヤ改正実施へ

今回の2019年3月1日東京メトロダイヤ改正では、地下鉄銀座線で2017年10月13日ダイヤ改正以来約1年4か月半ぶりにダイヤ改正を実施する。

日本で今時サイレントダイヤ改正を実施するなんてめずらしい。確かにJR西日本は毎年10月頃にしれっと微調整を行っているが(2018年10月は大阪環状線の東半分で天王寺行きが全て普通列車になった)、大手私鉄では例がない。

中国の地下鉄ですら事後でもプレスリリースが出されるのに、世界最大の都市圏である東京のど真ん中を縦横無尽に走る東京メトロがプレスリリースを打たないのは何事か。

では今回のダイヤ改正で地下鉄銀座線にどのような変化があったのか見ていこう。

まずは北行き(浅草方面)。平日渋谷7時24分発浅草行きが上野広小路から先で1分運転時刻が繰り下がる。そのほか、平日上野5時15分発浅草行き初電は、浅草駅到着ホームを1番線から2番線に変更する。

次に南行き(渋谷方面)。平日浅草7時00分発渋谷行きが上野広小路まで2分、虎ノ門まで1分繰り上がることを筆頭に、浅草7時47分発まで軒並み浅草発時刻から新橋着時刻まで(一部は虎ノ門着時刻まで)1分繰り上がる。

また平日浅草9時06分発渋谷行きが新橋→溜池山王で1分程度時刻が繰り下がった。

このほかは時刻変更が実施されておらず、土休日ダイヤは一切変更がないほか、渋谷~赤坂見附間では時刻変更が一切行われていない。平日朝ラッシュ時に最大2分程度ずらしただけの微調整にとどまったようだ。


2. 結び

今回の2019年3月1日東京メトロ銀座線ダイヤ改正では、平日朝ラッシュ時に一部列車で停車時間確保のため所要時間が延長することとなった。

今後東京メトロ銀座線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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