JR九州は2024年12月13日、プレスリリースにて2025年3月15日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち九州新幹線について見ていく。
2025年3月15日東海道山陽新幹線ダイヤ改正まとめはこちら!
1. 鹿児島中央6時00分発新大阪行き「さくら」増発へ!
今回の2025年3月15日九州新幹線ダイヤ改正では、鹿児島中央6時00分発の新幹線を増発する。
今回設定するのは鹿児島中央6時00分発臨時「さくら574号」新大阪行きで、終点新大阪に9時59分に到着する。九州新幹線内は鹿児島中央を出ると川内、熊本、久留米、新鳥栖、博多の順に停車する。この臨時「さくら574号」は毎週土曜日に運転する。
この臨時「さくら574号」の設定により、鹿児島中央と川内からは毎週土曜日に限り定期「みずほ600号」新大阪行き初列車と比べ740円安く22分早く新大阪に到着できるようになるほか、熊本6時台発の新大阪行き新幹線が1本から2本に増えることで利便性が向上することとなった。
2. 博多~熊本間で1往復復便へ!
また今回の2025年3月15日九州新幹線ダイヤ改正では、博多~熊本間で1往復復便する。
昼間の九州新幹線定期列車は新大阪発着の「みずほ」または「さくら」毎時1本、博多~鹿児島中央間運転の「さくら」毎時1本、博多~熊本間運転の全駅停車「つばめ」毎時1本の計毎時3本トンなっている。が2021年3月13日九州新幹線ダイヤ改正で12時台のみ博多~熊本間で1往復減便、博多~鹿児島中央間で全駅停車の「つばめ」として運転していた。
が今回のダイヤ改正で4年前同様12時台の博多~鹿児島中央間で全駅停車の「つばめ」1往復をほかの時間帯同様博多~鹿児島中央間運転の「さくら」と博多~熊本間運転の全駅停車「つばめ」に分離し、博多~熊本間で1往復増発するに至った。
3. 鹿児島中央行き最終「みずほ」毎日運転へ!
また今回の2025年3月15日九州新幹線ダイヤ改正では、鹿児島中央行き最終「みずほ615号」を毎日運転に戻す。
そもそも新大阪19時54分発最終「みずほ615号」鹿児島中央行き最終は毎日運転の最終列車であったが、利用が少なくなっていたことから2022年3月12日九州新幹線ダイヤ改正で熊本までは毎日運転するものの鹿児島中央へは週5日程度の臨時列車となっていた。ただ鹿児島中央駅へは熊本で「つばめ343号」鹿児島中央行き最終に乗り換えれば到達できたのでそこまで不便ではなかった。
が今回のダイヤ改正で3年ぶりに新大阪19時54分発最終「みずほ615号」を毎日鹿児島中央行きとして運転することで、毎日23時36分に最終の新大阪からの新幹線が到着、直通化することとなり利便性が向上することとなった。
4. 結び
今回の2025年3月15日九州新幹線ダイヤ改正では、大阪万博対策で毎週土曜日に鹿児島中央6時00分発の臨時「さくら」を増発することになったほか、博多~熊本間で1往復増発し深夜も直通化し利便性が向上した。
今後九州新幹線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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関連情報:2025年春ダイヤ改正について – JR九州
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