車両増備でラッシュ時に増発へ! 北京地下鉄9号線・房山線ダイヤ改正(2019年4月18日) 北京地铁调图

北京地下鉄は2019年4月18日、プレスリリースにて4月18日に地下鉄9号線と地下鉄房山線でダイヤ改正を行ったと公表した( 时隔一年 9号线、房山线再次提升运力 )。今回はこれについて見ていく。


1. 地下鉄9号線で車両増備へ

今回の2019年4月18日北京地下鉄ダイヤ改正では、2018年12月25日ダイヤ改正以来約4か月ぶりに地下鉄9号線でダイヤ改正が実施されることとなった。

今回のダイヤ改正では、3編成の増備により運用を増やすことができるようになったことで、平日朝ラッシュ時は25運用から28運用に増え、2分47秒間隔から2分29秒間隔に短縮し輸送力が12.1%増加した。

今回の地下鉄9号線ダイヤ改正は平日朝ラッシュ時は増発されたが、それ以外の時間帯は運転本数を据え置くこととなった。前回の2018年12月25日ダイヤ改正では車両増備が追い付いていなかったせいか平日朝ラッシュ時のみ輸送力増加が抑えられていたので、車両増備に合わせて今回のダイヤ改正で増発したということなのだろう。

2. 地下鉄房山線でも車両増備へ

また今回の2019年4月18日北京地下鉄ダイヤ改正では、2018年12月25日ダイヤ改正以来約4か月ぶりに地下鉄房山線でダイヤ改正が実施されることとなった。

今回のダイヤ改正では、地下鉄9号線同様3編成増備し、22運用から25運用に増加することとなった。

平日朝ラッシュ時は籬笆房→郭公荘間の区間運転列車が引き続き4本中1本運転し、残る4本中3本が閻村東→郭公荘間の全線運転列車として運転する。今回のダイヤ改正では平日朝ラッシュ時に14分サイクルダイヤから12分サイクルダイヤに短縮したことに伴い、区間運転の走る籬笆房→郭公荘間は3分30秒間隔から3分間隔に、全線運転のみが走る閻村東→籬笆房間は平均4分40秒間隔から4分間隔に短縮し、輸送力が16.7%増加することとなった。これにより、籬笆房→郭公荘間の区間運転列車が7本から9本に増発し、平日朝ラッシュ時の全線運転列車も6往復増発したようだ。

また地下鉄房山線では平日夕ラッシュ時にも増発が実施される。平日朝ラッシュ時以外は全線運転のみの運転となっており、今回のダイヤ改正で平日夕ラッシュ時は4分05秒間隔から3分43秒間隔に短縮し、輸送力が9.9%増加した。平日昼間は8分間隔のまま変わりないことから昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は51.0%から46.5%に変化した。

3. 結び

今回の2019年4月18日北京地下鉄ダイヤ改正では、引き続き市南西部方面を走る地下鉄9号線と地下鉄房山線で増発が図られた。

2020年(のおそらく12月)には地下鉄房山線が北京市中心部方面へ延伸し地下鉄10号線や同時開業見込みの北京京港地下鉄16号線と接続するようになり地下鉄9号線の混雑緩和が図られる一方、地下鉄房山線のみと接続する地下鉄燕房線の支線が開業するため地下鉄房山線の需要が大幅に増える見込みだ。

今後北京地下鉄9号線及び房山線で2020年12月実施見込みの大規模輸送改善までにそのようなダイヤ改正が実施されるのか、また2020年12月実施見込みの路線延伸によりどのようなダイヤを組むのか、楽しみにしたい。


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