渋谷駅山手線ホーム統合に伴い山手貨物線臨時列車運転へ! JR東日本山手線臨時ダイヤ運転(2023年1月7日・8日)

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渋谷駅山手線ホーム統合に伴い山手貨物線臨時列車運転へ! JR東日本山手線臨時ダイヤ運転(2023年1月7日・8日)

JR東日本首都圏本部は2022年10月18日、プレスリリースにて2023年1月7日及び8日に山手線で臨時ダイヤで運転すると公表した( 渋谷駅 山手線外回り線路切換工事(内・外回り同一ホーム化)に伴う列車の運休について )。今回はこれについて見ていく。

1. 渋谷駅改良工事で山手線が丸2日運転見合わせへ

今回の2023年1月7日および8日JR東日本山手線臨時ダイヤ運転は、渋谷駅改良工事の進捗に伴い山手線の一部区間で運転を見合わせる。

渋谷駅では山手線ホームの改良工事を行っており、前回の2021年10月23日・24日には山手線内回りを一部区間で運休した

今回の渋谷駅改良工事では、外回りの線路を外側に移動し、外回りホームを廃止し内回りホームを外回り・内回り両方が向かい合わせに発着するホームとする。

普通の鉄道の場合、運用繰りの関係で上下線ともに運休を行いそれぞれで折り返し運転を行うのが普通だが、山手線は環状運転を行っていることから今回の臨時ダイヤ運転でも内回りは継続して運転する。このため運休するのは山手線外回りの大崎→渋谷→新宿→池袋間に限ることとなった

今回の臨時ダイヤ運転では内回り大崎→東京→池袋間の列車を用意する必要があることから、外回りのうち毎時6本を環状運転ではなく池袋始発東京経由大崎行きとして設定し、大崎到着後内回りとして折り返すこととなった。これにより外回りのうち大崎→渋谷→新宿→池袋間では昼間毎時11本程度、つまり平均5分30秒間隔でしか運転がなくなる。

山手線では前回の2022年3月12日ダイヤ改正以降、土休日昼間は3分50秒間隔(約毎時16本)で運転しているが、それ以前は3分40秒間隔(約毎時17本)で運転していた。このため今回の臨時ダイヤ運転では土休日昼間の内回り大崎→東京→池袋間はダイヤ改正以前と同じ同じ約3分40秒間隔で運転する見込みだ。

この減便救済のため、周辺各線でも増発を含む臨時ダイヤを組むことになった。それでは次からは前回の運転実績をもとに山手線以外の臨時ダイヤについて見ていこう。




2. 京浜東北線は全列車各駅停車運転へ

今回の2023年1月7日および8日JR東日本臨時ダイヤ運転は、京浜東北線は全列車各駅停車での運転となる。

もっとも山手線に何かあった際には京浜東北線を各駅停車とすることで快速通過駅の乗車チャンス救済と混雑分散を行うのが通例となっている。

ただ今回は山手線と並走する田端→品川間では内回りの減便はないため、京浜東北線快速通過駅では快速の各駅停車の分だけ停車回数がそのまま増えることとなった。




3. 埼京線・りんかい線で増発へ!

今回の2023年1月7日および8日JR東日本臨時ダイヤ運転は、埼京線とりんかい線で増発を図る。

埼京線では新宿~大崎間は昼間毎時3本の快速のみを運転しているが、今回の臨時ダイヤ運転では新宿始発終着の折返しを減らして概ね新宿~大崎間で昼間毎時7本で運転する。また早朝深夜の池袋始発終着列車も原則大崎始発終着で運転し、山手線の輸送を終日に渡り代替する。

さらに、りんかい線は通常昼間毎時7本の運転でうち毎時3本を埼京線直通としているが、今回の臨時ダイヤ運転では昼間毎時9本に増発し輸送力を28.6%に増加したほか、うち毎時7本程度を埼京線直通とする。これに伴い埼京線新宿~大崎間も昼間毎時3本から毎時7本に大幅に増発している。これは、山手線運休に伴い振替輸送を東京臨海高速鉄道りんかい線に依頼するためである。

このほか埼京線新宿~赤羽間でも平均で昼間毎時1本程度の増発を行っている。

なお湘南新宿ラインの増発は行わない。これにより新宿~渋谷~大崎間は本来埼京線・湘南新宿ライン・相鉄線直通列車合わせて昼間毎時9本の運転だが、今回の臨時ダイヤでは毎時13本にまで増発することとなった。




4. 相鉄線直通列車も池袋延長運転へ!

今回の2023年1月7日および8日JR東日本臨時ダイヤ運転は、相鉄線直通列車(いわゆる相鉄JR直通線)の運転区間延長を行う。

相鉄線直通列車は朝を除き新宿始発終着で運転している。ただ今回は山手線が運休となるため、救済のために全ての新宿始発終着の相鉄線直通列車を池袋始発終着に1駅間延長することとした。

昼間は相鉄12000系のみによる運転だが、2021年3月13日ダイヤ改正より相鉄12000系が定期運用でも池袋に乗り入れるようになったことから乗り入れ自体には問題はないだろう。

なお17時以降は相鉄線直通列車の新宿駅発車ホームは2番線となるが、池袋始発で運転することから3番線または4番線に変更する可能性が高い。2021年10月23日及び24日に新宿駅から相鉄線直通列車を利用する際には注意が必要になりそうだ。

5. 新宿~大崎間で臨時速達列車運転へ!

今回の2023年1月7日および8日JR東日本臨時ダイヤ運転は、新宿~大崎間で臨時速達列車を運転する。

前回の2021年10月23日・24日の山手線一部運休の際には新宿〜品川間で臨時列車を運転していたが、今回の臨時列車運転では埼京線や湘南新宿ラインの運転する新宿〜大崎間の運転に留まっている。

途中停車駅は渋谷と恵比寿となっている。使用車両は湘南新宿ラインなどに使用しているE231系やE233系15両編成となっている。朝7時台から23時台まで運転があるが、運転本数は昼間は毎時2本の運転となる。

なお今回の臨時ダイヤ運転では山手線が一部運休になることから、運休区間かつJR東日本の路線では山手線しか停車しない駅間では折返し乗車を特例的に認める可能性が高い。原宿から高田馬場に向かう際は、従来は内回りで直通で行けるが、2023年1月7日と8日に限り原宿から渋谷まで内回りに乗車、渋谷で埼京線ないし湘南新宿ライン、相鉄線直通列車に乗り換えの上池袋まで移動、池袋から山手線内回りに乗車し高田馬場に到達も黙認されるはずだ。

ただ、今後渋谷駅の改良工事では山手線線路の両方の高さかさ上げ工事を行う。そう考えると2年以内にもう一度山手線を丸2日運休させる可能性はありそうだ。


6. 結び

今回の2021年10月23日及び24日JR東日本山手線臨時ダイヤ運転は、渋谷駅改良工事に伴い山手線内回りを池袋→新宿→渋谷→大崎間で運休することにより、山手線や京浜東北線で臨時ダイヤで運転することとなったほか、池袋・新宿~大崎・品川間で山手貨物線経由の列車を増発することとなった。

今後渋谷駅改良工事に伴う山手線の運休が数年以内にもう一度行う可能性が高い中、次回の臨時ダイヤ運転でそのようなダイヤで運転するのか、見守ってゆきたい。

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