ノースレインボーエクスプレス引退間近に多方面で運転へ! JR北海道臨時列車運転(2022年11月)

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ノースレインボーエクスプレス引退間近に多方面で運転へ! JR北海道臨時列車運転(2022年11月)

JR北海道は2022年8月19日、プレスリリースにて2022年10月~11月の秋の臨時列車を公表した( )。今回はこれについてみていく。

2022年10月22日・23日のキハ281系臨時特急「スーパー北斗」についてはこちら!

1. ノースレインボーエクスプレス引退に向け多方面に臨時列車を運転へ!

今回の2022年10月~11月JR北海道秋の臨時列車運転では、道内特急列車を中心に運転する。

今回の臨時列車運転では、北海道新幹線「はやぶさ」の臨時増発はまたも行わない。ただ北海道内では例年運転している釧網本線列車くしろ湿原ノロッコのほか、引退間近のキハ183系ノースレインボーエクスプレスによる臨時列車を運転することとしたのである

そもそもノースレインボーエクスプレスはキハ183系を観光列車に改造したものである。同様にキハ183系から改造した観光列車としてニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスなどがあるが、ともに引退している。

これらの観光用車両の置き換えとして2020年よりキハ261系5000番台はまなす編成・ラベンダー編成を投入し、各種観光列車を置き換えることとなった。これによりキハ183系ノースレインボーエクスプレスも引退対象となり、多数の臨時列車を運転することとなったのが今回の臨時列車運転である。




今回のキハ183系ノースレインボーエクスプレスによる臨時列車は全て11月に運転し、全ての列車で5両編成全車普通車指定席で運転する。

今回設定するのは主に4方面である。

まず1つ目は11月3日文化の日運転の札幌7時43分発東室蘭経由函館行きおよび函館12時45分発東室蘭経由札幌行き特急「はこだてエクスプレス」の1往復となっている。概ね臨時特急「北斗84号」および臨時特急「北斗91号」と同等の時刻で運転する。

2つ目は11月12日と11月13日の2日にかけて1往復を運転する宗谷本線特急「まんぷくサロベツ」である。11月12日は札幌9時07分発稚内行き、11月13日は稚内8時34分発札幌行きとして運転する。同区間はハ261系特急「スーパー宗谷」なら5時間10分程度で走破するところキハ183系ノースレインボーエクスプレスはともに7時間~8時間かけて走破する

3つ目は11月19日と11月20日の2日にかけて1往復を運転する石北本線特急「流氷特急オホーツクの風」である。11月19日は札幌8時04分発網走行き、11月20日は網走9時50分発札幌行きとして運転する。同区間はハ183系特急「オホーツク」なら5時間30分程度で走破するところキハ183系ノースレインボーエクスプレスはともに所要時間約7時間で運転する

そもそも石北本線特急「流氷特急オホーツクの風」は愛称名の通り流氷シーズンの1月~2月にかけて運転することが多い列車で、今回の臨時列車運転を行う11月には網走では流氷を見ることができない。そう考えると今回の列車名はかつてキハ183系ノースレインボーエクスプレスが運転した線区の各列車名に合わせて復刻したような形だろう。

最期の4つ目が11月26日と11月27日に各1往復ずつ運転する函館本線特急「ニセコ」である。両日とも札幌7時56分発倶知安経由函館行きおよび函館13時52分発倶知安経由札幌行きの1往復を運転する。所要時間は約5時間30分かかるが、2031年3月の北海道新幹線札幌延伸に伴い廃止となる予定の長万部~小樽間を結ぶ貴重な臨時特急列車となるだろう。

なおキハ183系ノースレインボーエクスプレスによる特急「ニセコ」はこのほかに2022年9月3~5日・8~12日・15~19日・23~25日にも行っている。運転終盤は予約が取りにくいほか、団体ツアーにより座席が取れないこともあるので9月中に乗っておくことがおすすめではないだろうか。




これらを見ると、キハ183系ノースレインボーエクスプレスによる臨時列車はほぼ11月の毎土日に運転するようだ。

また、2020年より始まったキハ261系5000番台はまなす編成・ラベンダー編成による特急列車運転では、既存の定期特急列車を運用を変える形で運転したため、定期列車の車両変更となっていた。が、今回のノースレインボーエクスプレスによる臨時列車は純増発として設定することとなった。

ただ、12月~2月は北海道の寒い気候により代走が多発している。そのことを考えると、おそらく12月以降のノースレインボーエクスプレスによる臨時列車は設定をしないのではないだろうか。

また今後2023年3月に石北本線特急「オホーツク」「大雪」にてキハ183系での運転を終了し全てのキハ183系がJR北海道から引退するとなると、今後キハ183系の特急「北斗」「おおぞら」「とかち」などを臨時列車として運転してもおかしくなさそうだ。


2. 結び

今回の2022年10月~11月JR北海道秋の臨時列車運転では、183系ノースレインボーエクスプレス引退に向け道内各方面に臨時列車を多数設定することとなった。

今後様々な車両が引退となる中、JR北海道でどのような臨時列車を設定するのか、楽しみにしたい。

2023年3JR北海道ダイヤ改正による特急オホーツクからのキハ183系引退についてはこちら!

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