上海から蘇州へ都市鉄道だけでアクセス可能に! 蘇州軌道交通11号線開業に伴うダイヤ改正(2023年6月24日) 苏州轨道交通11号线调图

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上海から蘇州へ都市鉄道だけでアクセス可能に! 蘇州軌道交通11号線開業に伴うダイヤ改正(2023年6月24日)

蘇州軌道交通は2023年6月23日、プレスリリースにて6月24日に地下鉄4号線でダイヤ改正を行うと公表した( 苏州轨道交通11号线将于24日开通运营,沪苏“双11”正式牵手 )。今回はこれについて見ていく。

1. 上海と蘇州を結ぶ都市鉄道開業へ!

今回の2023年6月24日蘇州軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄11号線を開業した。

今回開業したのは唯亭~花橋間の27駅間、40.750kmに及ぶ路線となっている。ほぼ全線が蘇州市昆山市(注:中国では市(地級市)の中に市(県級市)がある)内を東西に結ぶ路線となっている。6両編成B型車、最高速度100km/hで、ほとんどが地下である。早朝深夜の共青~花橋間の区間運転の快速列車2往復を除いて各駅停車のみの運転で、全線所要時間は59分となっている。

東の起点唯亭では蘇州軌道交通3号線と乗り換えられるほか、西の終点花橋では上海地下鉄11号線と乗り換えることができる。花橋では他局線のりかえとなるわけだが、乗車アプリ使用の場合は無改札で乗り換えられるしICカードの場合は専用の出場改札と専用の入場改札を通ることで適用する。この際に地下鉄に乗る際に必要な荷物検査は原則行わない。

また蘇州軌道交通11号線と上海地下鉄11号線を花橋で乗り継ぐことにより上海市街地まで向かうことができる。つまり蘇州市街地から上海市街地まで都市鉄道のみで行けるようになるわけだ!

これは日本に置き換えると大阪電気軌道と伊勢電気鉄道・参宮急行電鉄(ともに現在の近畿日本鉄道)が伊勢中川でお互いに乗り換えられるようになったようなものである。

これによりdemographiaの大都市圏の定義で蘇州都市圏は上海都市圏に飲み込まれ、上海都市圏は2,800万人都市圏となり東京。ジャカルタ、デリーに次ぐ世界4番目の大都市圏となりそうだ。

ただ、上海市街地から蘇州市街地まで中国鉄路高速列車CRHのD列車(動車列車)利用でも1時間程度で到達できてしまう一方で、今回開業した上海軌道交通と蘇州軌道交通との乗り継ぎでは約2時間30分かかる。そう考えると、都市間移動は高速列車CRHを利用した方がよいだろう。




今回開業する蘇州軌道交通11号線の運転間隔は平日朝夕は6~7分間隔、平日昼間と土休日終日は8分間隔となっている。

初電は西行き(上海方面)が唯亭6時00分発発花橋行き、東行き(蘇州方面)が花橋5時40分発唯亭行きとなっている。

また終電は西行き(上海方面)が唯亭22時30分発発花橋行き、東行き(蘇州方面)が花橋22時30分発唯亭行きとなっている。

なお2023年内に地下鉄3号線との相互直通運転を計画している。そうなれば上海市街地から蘇州市街地まで都市鉄道だけで乗り換え1回で行くことができるようになる。


2. 結び

今回の2023年6月24日蘇州軌道交通ダイヤ改正では、地下鉄11号線の開業により上海地下鉄11号線と乗り換えられるようになり、蘇州市街地と上海市街地が都市鉄道のみで結ばれるようになった。

今後路線延伸が進み上海市との交通利便が高くなる蘇州軌道交通でどのようなダイヤ改正を実施していくのか、楽しみにしたい。

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