JR東日本は2025年5月16日、プレスリリースにて2025年7月~9月に運転する夏の臨時列車について公表した。今回はこのうち群馬県内の信越本線について見ていく。
1. 電気機関車ELの代わりに事業用気動車GV-E197系に置き換えへ!
今回の2025年7月~9月JR東日本高崎支社臨時列車運転では、観光列車として蒸気機関車SLけん引の客車列車SLぐんまを運行する。
ただ機回しなどが面倒なため後部にけん引可能な車両を連結している。それが2024年までは電気機関車ELだったが、今回の2025年のSLぐんま運転から事業用気動車GV-E197系に置き換わることとなった。
これにより蒸気機関車けん引の客車列車SLぐんまを運転するにあたり、架線は必要なくなる。
2. 電化設備撤去で撮影しやすくなるのか!
また今回の2025年7月~9月JR東日本高崎支社臨時列車運転より、SLぐんまの運行に電化設備は必要なくなった。
信越本線では電気機関車ELけん引の貨物列車である安中貨物も2025年3月末をもって運転廃止した。
このため信越本線高崎~横川間をあえて電化したまま残す必要がなく、電化設備を撤去し非電化化する可能性が高い。
そうなれば蒸気機関車SLぐんま撮影時に架線が入り込まなくなることからかえって写真のクオリティが上がるのではないか。
3. 結び
今回の2025年7月~9月JR東日本高崎支社臨時列車運転では、SLぐんま運転用に電気機関車ELの代わりに事業用気動車GV-E197系を運用することとした。
今後JR東日本高崎支社でどのようなダイヤ改正を運転するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:夏の臨時列車の運転について – JR東日本
コメント