JR東日本は2025年7月25日、約10億円かけて陸羽東線の復旧工事を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
鉄道会社が廃止したい隣駅間輸送密度2,000人/日未満の区間一覧はこちら!
1. 輸送密度500人/日・往復未満でバス代替しても問題ない陸羽東線で10億円かけて復旧へ!
今回のJR東日本工事計画では、2024年7月から不通となっている陸羽東線鳴子温泉〜新庄間の復旧工事を開始すると公表した。
陸羽東線のうち鳴子温泉~最上間の2023年度の輸送密度は51人/日・往復、陸羽東線のうち最上~新庄間の2023年度の輸送密度は229人/日・往復と正直2両編成列車1本を定員50人程度のバス1便、いやもはや定員13人のジャンボタクシー1台に置き換えられるほど利用が少なくなっている。
そもそも陸羽東線鳴子温泉~新庄間は2024年7月からかれこれ1年以上の長期運休としており代行バス輸送をしているが、そもそも利用者数が少ないため道路渋滞を含めた混乱が何もない。
そんなバスですら問題ないものを鉄道としてあえて残すことは、ただ鉄道設備の保守の手間がかかるほかバス停のように駅は簡単に作れないので遠い駅まで無理な移動を強いられる。とっととバスに転換した方が利便性が高いのだ。
隣駅間輸送密度500人/日・往復未満で鉄道を残せとか言っているようなのはもうどんなに会話しても無駄なので、鉄道会社の独断でもとっとと廃止できるようにした方が良い。無理な人は何言っても無理なので。そう言うやつらは他人に迷惑をかけずに低収入という形で自爆するのは勝手ですので、他人を巻き込んで迷惑かけないでください。広い範囲の他人に迷惑をかけてでもやることを公害と言いますので。
が、そんな年間数億円の赤字を見込む陸羽東線鳴子温泉~新庄間をなんと10億円もかけて復旧しようというのである。ただのカネの無駄遣いと不便の押し付けをJR東日本はしたいようだ。
そもそもJR東日本では吾妻線長野原草津口〜大前間や久留里線久留里〜上総亀山間で沿線自治体と鉄道廃止に向けて協議している。その最中JR東日本はそれと同程度の陸羽東線鳴子温泉〜新庄間は残すというのだ。
2. 陸羽東線のようなバスでも問題ない路線を残すことで山手線を大幅値上げへ!!
今JR東日本は10億円かけてでもバスでもいい路線を鉄道復旧さようとしている。
もっとも、バスよりも鉄道を残した方がいい路線だが赤字なので大都会東京の利益を使わせて維持させて欲しいはまだわかる。が、輸送密度500人/日・往復未満の路線はバスに転換しても問題ない。
こんなバスで済む区間を無駄に鉄道として残しておくことで2026年3月14日に山手線を含む東京近郊のJR東日本線で大幅な運賃値上げをする始末。なんでバスで全く問題ない区間を鉄道としてムダに運転再開させてまで東京の電車を値上げするかな?本当にいい迷惑でしかない。むしろ潰れてくれた方が今後の運賃値上げ抑制につながるのである。
自分のお財布でやるなら勝手ですけど、運賃値上げという形でほかの人の財布汚してるんですよ。そのへんの自覚あるんですかねJR東日本。
まそんな人の財布を汚すことをいとわないJR東日本は使わないのが一番。そもそも運賃高いし、運転再開も遅いし、不動産価格も私鉄沿線と比べ10%~20%も高いので大して使い勝手良くもないのにカネだけ出ていきますから。私鉄に使用を切り替えるなり私鉄沿線に引っ越す成りした方が自由に使えるお金と時間が増えるので生活の質が上がると思いますけど。
高くて事故を起こしやすくて運転再開も遅い使い勝手の悪いJR東日本から離れ、快適で便利で安い私鉄を使いましょう!
3. 結び
今回のJR東日本陸羽東線復旧では、現状1年以上バスで問題ない区間において10億円かけて復旧させることで、赤字の垂れ流しを続けて山手線を含む東京近郊のJR線をさらに値上げしようとしている。
今後JR東日本でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
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関連情報:陸羽東線 鳴子温泉~新庄間 復旧工事の着手について – JR東日本
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