
JR旅客各社及び私鉄各社は2025年12月12日に2026年3月14日ダイヤ改正プレスリリースの一斉公表を行った。「ダイヤ改正」はXトレンド日本20位となったが、今回はその中から消える列車・消える車両を中心に見ていく。
今回のダイヤ改正で消える車両
車両の引退についてダイヤ改正プレスリリースに明記している会社は少ないが、今回はプレスリリースから情報を拾い出し、消えるであろう列車・車両についてまとめる。
なおこの記事はあくまで廃形式になる車両を4か月かけてゆっくり追って行ってほしいと思いまとめたもので、運転最終日に密になって撮影するためのものではないことはご留意いただきたい。
E3系新幹線消滅へ
今回の2026年3月14日JR東日本ダイヤ改正では、山形新幹線「つばさ」用車両を新型車両E8系に置き換えが完了し、E3系新幹線が旅客営業終了する。
なおE3系新幹線車両は荷物専用車両として7両編成1本が改造、2026年3月23日から運用を開始する。この車両には旅客は乗車することはできないためE3系新幹線に乗車することは不可能と言っていいだろう。
JR北海道キハ40系消滅へ
北海道新聞によれば今回の2026年3月14日JR北海道ダイヤ改正でキハ40系運用が消滅するとしている。
これによりJR北海道管内からキハ40系列が廃止となる見込みだ。
JR東日本205系消滅へ
今回の2026年3月14日JR東日本ダイヤ改正では、仙石線から205系が引退し新型車両E131系に置き換わる。
これによりJR東日本管内から205系が廃止となる見込みだ。
なおJR西日本には奈良線用205系が残る。
新たに運転開始する車両
2026年3月14日ダイヤ改正に合わせ運転を開始する形式は以下の通り。
- JR東日本HB-E220系気動車 八高線で2025年12月1日より、釜石線で2026年1月19日より運転開始
- 近畿日本鉄道1A系一般型電車 名古屋線・山田線・鳥羽線・大阪線で2026年1月16日より運転開始
消滅する列車愛称
2026年3月14日ダイヤ改正で消滅が確実な列車愛称はない。
ただし釜石線快速はまゆりがクロスシートのキハ110系気動車からロングシートのHB-E220系気動車に置き換わるため指定席が消滅し全車自由席となる。
廃止する列車種別
2025年1月~3月に廃止する列車種別は以下の通り
- 仙台空港鉄道快速
なおこれに合わせJR東日本東北本線名取~仙台間で運転する快速列車も廃止
消滅する列車運転系統
今回の2026年3月14日ダイヤ改正で運転系統が変更となる列車愛称はない。
新設する列車愛称
2026年3月14日ダイヤ改正で新設する列車愛称はない。
新設する列車種別
2025年1月~3月に新設する列車種別は以下の通り
- ハピラインふくい区間快速
- 近鉄大阪線区間急行
このほかJR東日本磐越東線では一部通過の普通列車を設定見込み
結び
今回の2026年3月ダイヤ改正では、1形式の定期運用がなくなることとなった。
減便により車両更新の必要性が徐々に薄れている中、今後どのようにしていくのか見守ってゆきたい。


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