上越線特急谷川岳もぐら・谷川岳ループが新宿発着に延長へ! JR東日本臨時列車運転(2025年10月~11月)

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上越線特急谷川岳もぐら・谷川岳ループが新宿発着に延長へ! JR東日本臨時列車運転(2025年10月~11月)

JR東日本は2025年8月22日、プレスリリースにて2025年10月~11月の秋の臨時列車を公表した。今回はこれのうち上越線特急について見ていく。

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1. 上越線特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」延長へ!

今回の2025年10月~11月JR東日本臨時列車運転では、期間中多数の臨時列車を運転する。

上越線でほどほどに運転している臨時特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」は大宮~越後湯沢間の158.9kmを運転しているが、今回の2025年10月臨時列車運転より新宿~越後湯沢間の196.3kmに延長する。

今回運転するのは新宿7時15分発特急「谷川岳もぐら」越後湯沢行きと越後湯沢15時25分発特急「谷川岳ループ」新宿行きとなっている。2025年10月4日~11月1日の毎週土曜日および10月12日と11月2日の三連休中日の日曜日となっている。

これにより大宮からしか乗れなかった臨時特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」に新宿・池袋から乗れるようになり利便性が向上する。なお赤羽・浦和は通過とする。

ちなみに新宿7時15分発上越線特急「谷川岳もぐら」に乗ると高崎駅で3分乗り換えかつ同一ホームに信越本線普通横川行きがいるため、碓氷峠鉄道文化むらに行くのにもってこいである。上越新幹線よりも安上がりで行けることから使い方に幅が広がりそうだ。




2. 新宿発着延長で増収へ!

今回の2025年10月~11月JR東日本臨時列車運転で大宮発着から新宿発着に延長する上越線特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」であるが、なぜ運転区間を延長することとしたのか。

そもそも列車は距離を乗れば乗るほど価格が上がる。特急列車は普通列車より1kmあたりの単価が高いため特急として運転する区間が長い方が価格が上がり、その分増収することができるのだ。

湯檜曽・土合へは大宮から乗ると通常期指定席特急料金1,890円のところ新宿・池袋から乗ると2,290円となるため400円の増収となる。

なお高崎までの特急料金は大宮と池袋は同額の通常期指定席特急料金1,480円、新宿から乗ると410円増しの1,890円となる。

このように新宿から乗車すると特急料金が上がりやすくなることから、その分増収を図るため上越線臨時特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」の運転区間を延長したのではないだろうか。

なお浦和からだと大宮と対して特急料金が変わらないため通過としたようだ。


4. 結び

今回の2025年10月~11月JR東日本臨時列車運転では、上越線臨時特急「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」を大宮発着から新宿発着に延長することで利便性向上、特急料金の増収を見込むこととした。

今後JR東日本でどのような臨時列車を運転するのか、見守ってゆきたい。

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関連情報:秋の臨時列車の運転について – JR東日本

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