京急京成HD設立に向け京急羽田空港から京成本線成田空港直通列車増強と種別変更縮小へ! 京急電鉄・京成電鉄ダイヤ改正(2025年12月13日)

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京急京成HD設立に向け京急羽田空港から京成本線成田空港直通列車増強と種別変更縮小へ! 京急電鉄・京成電鉄ダイヤ改正(2025年12月13日)

京急電鉄・京成電鉄は2025年11月12日、プレスリリースにて2025年12月13日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち京急京成直通列車について見ていく。

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1. 羽田空港から成田空港行き増発へ!

今回の2025年12月13日京急電鉄・京成電鉄ダイヤ改正では、昼間の直通パターンを変更する。

羽田空港発着は昼間は成田空港行きエアポート快特からのアクセス特急毎時1.5本、快特青砥行き毎時1.5本、特急印旛日本医大行き毎時3本の毎時6本が品川方面に向かう。

が、今回のダイヤ改正で行先を一新、成田空港行きエアポート快特からのアクセス特急毎時1.5本、快特高砂行き毎時1.5本、特急からの本線快速成田空港行き毎時3本の合計毎時6本に再編する。

これにより昼間は羽田空港から成田空港へ直通する列車が毎時4.5本に増強することとなるのだ!

もはやかつての京成エアポート特急の復活ともとれるが、そもそも北総線直通毎時3本の羽田空港発着がなくなったところで同じく北総線方面に乗り入れるアクセス特急は引き続き羽田空港発着として運転するしどうせ新鎌ヶ谷で抜かされていたので利便性に問題ないだろう。

いやむしろ北総線沿線より人口の多い京成津田沼や船橋から羽田空港まで直通で行けるようになることを踏まえればむしろ利便性が上がると言ってもいいかもしれない。しかも所要時間は現状でも競合するJR総武線快速利用より京成利用の方が早いし京成であれば船橋からなら座れるので、JR総武線快速品川のりかえ京急羽田空港利用から京成に客が流れれば京成電鉄の増収につなげることができるだろう(唯一の問題はJR利用810円のところ京成利用970円と160円も高いことだが)。

なお北総方面普通昼間毎時本は羽田空港発着から西馬込発着に変更する。

このほか高砂発着の京急本線特急は青砥発着に短縮する。これにより差し引き京成本線青砥~高砂間で昼間毎時1.5本の減便にはなるが、対面乗り換えで高砂に行く列車に乗り換えできるので影響はほとんどないだろう。




2. なぜ羽田空港から京成本線直通列車を増やしたのか!

今回の2025年12月13日京急電鉄・京成電鉄ダイヤ改正では、なぜ羽田空港から成田空港へ発着する列車を増やしたのだろうか。

そもそも今回のダイヤ改正より羽田空港から成田空港への列車は昼間もエアポート快特からのアクセス特急と特急からの快速の2つとなるほか、京成線内で成田空港線経由と本線経緯の1つになるが、そもそもそんなこと言いだしたら都営浅草線内でもすでにそうだしそもそも列車種別の上下関係があるので問題ないだろう。

まず考えうる最大の理由は先述したように船橋・京成津田沼から直通で羽田空港に行けるようになること。船橋・京成津田沼から快速羽田空港行きが毎時3本運行することになるため京成本線沿線からの羽田空港への利便性が向上する。

また西馬込発着となる北総線列車は全区間普通列車となるため、種別変更回数が昼間毎時3回減る。このため案内もわかりやすくなると言えるだろう。

さらに今後京急京成HDを設立する上で京急と京成の直通列車を増強したいのもあるだろう。京急の本線快特と特急は京急車限定にしたいという強いポリシーがあるが、羽田空港発着であれば京成車が乗り入れまくってもいい。そこで京急羽田空港発着の京成本線直通列車を昼間に設定することで京急と京成の結びつきを強化しようとしたのではないか




3. 今後の京成本線での種別変更はあるのか

今回の2025年12月13日京急電鉄・京成電鉄ダイヤ改正では、昼間の直通系統を再編するダイヤ改正を行う子っと押した。その1つの目的が種別変更の削減だとすると今後京成本線での種別名変更を考えられるのではないか。

京急と京成で直通する列車の種別がころころ変わってはわかりにくいし、今後京急京成HDが発足するのであればなおさらだ。そう考えると今後京成本線を中心に種別名を変更することで全区間の種別統一を図るのではないだろうか。

まずは京急線内・都営線内エアポート快特からの京成線内アクセス特急。もともとエアポート快特が先にできたこと、京急線内では特急と名乗ってしまうと青物横丁や立会川に増停車せざるを得なくなるほか空港s年内各駅に停車るつことを踏まえると快特と名乗るべきであることからも、全区間でエアポート快特とするのが自然だろう。

次に京急線内羽田空港発着特急からの京成線内快速。京成本線では特急が主力列車であったが、2022年2月26日京成電鉄ダイヤ改正で昼間の特急毎時3本中毎時1.5本を快速特急に格上げ、毎時1.5本を快速に格下げし京成津田沼~うすい間で昼間毎時1.5本減便している。

この際に特急は朝夕の十往復程度にまで減少しているし、そもそも今の特急はもともと快速特急の停車駅だったところ佐倉~成田間の減便目的で2006年12月20日京成電鉄ダイヤ改正で佐倉~成田間を全駅停車化、従来の特急を快速特急とした。このため2025年時点の特急は快速特急(佐倉から先各駅に停車)として佐倉で種別変更すれば門d内がない。

そこで特急が空くわけだが、快速を特急に愛称変更すれば良いのではないか。実際高砂~京成津田沼間では快速と特急の違いは小岩、東中山、船橋競馬場に停車するかしないかでしかないためそこまで変わりがないし、快速を特急に変更すれば昼間の羽田空港行きを全区間特急として運転することができるようになる。また快速を特急に変更すれば快速という種別が消滅するので快速と快特の誤読も減る。

まあ京成特急を今のまま残すのであれば快速を急行に変更して全区間急行とし、京急線内立会川も停車させることくらいだろう。

このように踏まえると


4. 結び

今回の2025年12月13日京急電鉄ダイヤ改正では、着席保障列車「ウィング号」を一部延長するに至ったほか、土休日快特の着席保障車両ウィングシートの設定時刻を繰り上げ土休日朝のパターン変更を行ったものの、都営浅草線よりも小規模なダイヤ改正となった。

今後羽田空港駅に折り返し線を設置し羽田空港成田空港直通列車を走らせる中、京急電鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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