普通列車79本見直しへ JR北海道在来線ダイヤ改正(2016年3月26日予定)

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JR北海道は11月28日、2016年3月ダイヤ改正時よりご利用の少ない列車79本を見直すとし、引き続き関係自治体と協議するとした( http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151127-1.pdf )。対象列車が時刻付きで明確に示されており、この対象列車79本の見直しは確定的だと思われる。内訳は廃止が運行の55本、短縮が24本、その他に延長が3本、時刻変更が9本となっている。当サイトでは「JR北海道在来線ダイヤ予測(2016年3月26日予定)」にてダイヤ予測を行ったが、それ以外にも対象区間・列車が増えているため、以下に当プレスの内容を要約し、以前の記事に全くなかった(新聞報道になかった)区間は【NEW】をつける。誤記がある可能性があるので、下記の内容についてご記載があり損害を受けても補償いたしかねますのでご了承ください。




内訳
函館本線(函館~七飯) 上17下18→上16下17(2本減) 【NEW】
函館本線(七飯~大沼) 上12下11→上11下11(1本減) 【NEW】
函館本線(大沼~鹿部~森) 上8下6→上7下5(2本減) 【NEW】
函館本線(森~長万部) 上7下7→上6下6(2本減) 【NEW】 函館本線海線区間49本中3本廃止1本短縮
函館本線(長万部~熱郛) 上7下7→上5下4(5本減) 【NEW】
函館本線(熱郛~蘭越) 上6下7→上5下4(4本減) 【NEW】
函館本線(蘭越~倶知安) 上7下9→上7下7(2本減)【NEW】 函館本線山線区間35本中1本廃止4本短縮1本時刻変更
室蘭本線(長万部~豊浦) 上8下8→上5下4(7本減)
室蘭本線(豊浦~東室蘭) 上10下12→上10下9(3本減)
室蘭本線(糸井~苫小牧) 上19下19→上16下16(6本減)【NEW】
室蘭本線(苫小牧~岩見沢) 上7下8→上7下7(1本減) 室蘭本線は102本中9本廃止5本短縮1本時刻変更
石勝線(新夕張~夕張) 上9下9→上5下5(8本減)
石勝線(追分~新夕張) 上9下6→上6下4(5本減) 石勝線は25本中8本廃止
宗谷本線(稚内~幌延) 上5下5→上4下3(3本減)
宗谷本線(幌延~音威子府) 上5下5→上3下3(4本減)
宗谷本線(音威子府~名寄) 上6下5→上5下4(2本減) 宗谷北線(名寄以北)は13本中6本廃止2本短縮1本延長1本時刻変更
札沼線(浦臼~新十津川) 上3下3→上1下1(4本減) 浦臼以北は朝の1往復のみに
札沼線(石狩月形~浦臼) 上6下7→上6下6(1本減)【NEW】 札沼線の気動車列車は15本中5本短縮
根室本線(滝川~芦別) 上11下11→上10下9(3本減)【NEW】
根室本線(芦別~富良野) 上10下10→上9下9(2本減)【NEW】
根室本線(富良野~落合) 上8下7→上7下6(2本減)【NEW】
根室本線(落合~新得) 上7下6→上6下7【NEW】
根室本線(帯広~池田) 上14下14→上13下14(1本減)【NEW】
根室本線(池田~浦幌) 上9下8→上8下8(1本減)【NEW】
根室本線(音別~白糠) 上9下10→上8下9(2本減)
根室本線(白糠~釧路) 上12下13→上9下10(6本減) 根室本線(花咲線除く)は78本中9本1本廃止2本短縮の上普通格下げ2本延長2本時刻変更
花咲線(釧路~厚岸) 上11下10→上8下8(5本減)
花咲線(厚岸~厚床) 上8下7→上6下6(3本減)
花咲線(厚床~根室) 上8下8→上6下6(4本減) 花咲線は21本(登校日運転の臨時列車含む)中6本廃止2本短縮
釧網本線(釧路~摩周) 上9下9→上8下8(2本減)
釧網本線(摩周~川湯温泉) 上8下8→上7下7(2本減)
釧網本線(緑~知床斜里) 上9下7→上7下5(4本減)【NEW】
釧網本線(知床斜里~網走) 上9下9→上6下7(5本減)【NEW】 釧網本線は27本中7本廃止1本短縮
石北本線(白滝~遠軽) 上5下5→上3下3(4本減)
石北本線(遠軽~生田原) 上6下7→上6下6(1本減)【NEW】
石北本線(金華~留辺蘂) 上8下8→上7下7(2本減)
石北本線(留辺蘂~北見) 上11下10→上9下8(4本減) 石北本線は59本中7本廃止2本短縮

以上である。閑散区間の減便は北海道に限ったことではなく、近年では中国地方の地方交通線でかなり行われた。今回の減便・短縮の中で大きなところとしては、快速「狩勝」滝川行きが新得行きに短縮され普通列車に格下げされることと、電化開業する函館~新函館北斗(渡島大野)間にも減便が講じられたことである。後者の区間は733系電車も走るようになるはずであるが、もしかしたら「はこだてライナー」は五稜郭まで通過運転ということなのだろうか?いろいろな憶測が飛び交うかと思われるが今後とも冷静に見ていく必要があると思われる。

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