大減便もほぼノンストップ急行2往復運転へ! 福井鉄道ダイヤ改正(2023年10月14日)

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大減便もほぼノンストップ急行運転へ 福井鉄道ダイヤ改正(2023年10月14日)

福井鉄道は2023年8月14日、プレスリリースにて10月14日にダイヤ改正を行うと公表した( 2023年10月14日(土)福鉄電車ダイヤ改定について )。また福井鉄道は2023年9月28日、プレスリリースにて10月14日より臨時急行を運転すると公表した( 臨時急行列車の運行について )。今回はこれらについて見ていく。

1. 昼間の急行全滅でえちぜん鉄道直通列車を福井駅乗り入れへ!

今回の2023年10月14日福井鉄道ダイヤ改正では、2020年3月21日福井鉄道ダイヤ改正以来約3年6か月ぶりにダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正では、昼間に毎時1本運転していたえちぜん鉄道鷲塚針原~たけふ新駅間の急行毎時1本を廃止する。これにより昼間は福井駅経由の各駅停車毎時2本の運転のみとなる。

救済として各駅停車の毎時1本がえちぜん鉄道直通鷲塚針原行きになることから、えちぜん鉄道鷲塚針原行きが福井鉄道福井駅に乗り入れることになる。おいおい、福井駅からはえちぜん鉄道三国芦原線が発着しているのだが。まるで京阪山科から京都市地下鉄東西線にのれるみたいなことやってるぞ。

それにしても鉄道の日10月14日に減便を行うとはいい度胸をしている。多少ずらすとかは考えなかったんですかね。

このほか福井駅6時52分発区間急行たけふ新行きを廃止する一方、田原町7時24分発急行たけふ新行きを設定する。




2. ほぼノンストップ急行2往復運転へ

その後のプレスリリースで今回の2023年10月14日福井鉄道ダイヤ改正に合わせ、ほぼノンストップ急行を運転することとなった。

扱いとしては2023年10月14日~11月30日の毎日までの臨時列車扱いとなっている。運転するのは福井駅11時24分発と14時24分発の臨時急行たけふ新行き、たけふ新10時07分発と13時05分発臨時急行福井駅行きとなっている。

臨時急行の停車駅は福井駅を出ると福井城址大名町、神明、たけふ新にしか停車しない。従来の急行より停車駅が9つも少ないし、所要時間約44分で結んでいることを考えるともはやほぼ特急である

2024年3月16日のJR西日本北陸本線のハピラインふくい転換に伴い福井鉄道と競合する福井~武生間は昼間毎時1本から毎時2本に増発する予定のほか、福井~敦賀間で快速列車を4往復運転するとしている。競合する福井鉄道では各駅停車毎時2本にしてしまうと速達需要で競合できないため、特急並みに停車駅をしぼった臨時急行2往復を運転することで競合しようそしているのだろう。


3. 結び

今回の2023年10月14日福井鉄道ダイヤ改正では、昼間の急行を廃止することとなった一方で、ほぼノンストップの急行毎時2本を運転することとなった。

今後2024年3月16日のJR西日本北陸本線のハピラインふくい転換に伴い昼間の増発がなされる中、福井鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか見守ってゆきたい。

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