路線延伸で利便性向上へ! 広州地下鉄8号線延伸に伴うダイヤ改正(2020年11月26日) 广州地铁8号线调图

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広州地下鉄は2020年11月26日、プレスリリースにて12月26日に地下鉄8号線を延伸しダイヤ改正を行ったと公表した( 八号线北延段11月26日14:00开通运营 )。今回はこれについて見ていく。

1. 路線延伸で増発へ!

今回の2020年11月26日広州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄8号線が延伸した。これにより2019年12月28日広州地下鉄ダイヤ改正以来約10か月半ぶりにダイヤ改正を行うこととなった。

今回延伸したのは滘心~文化公園間の11駅間15.8kmとなっている。この延伸で地下鉄8号線が旧地下鉄2号線時代以来より約10年ぶりに地下鉄1号線と乗り換えられるようになった。

この延伸で地下鉄8号線は滘心~万勝囲間の25駅間32.07km、全線所要時間56分の路線に拡大することとなった。

今回の延伸により既存区間でも増発を行っている。

まずは平日朝夕ラッシュ時。これまで約4分~4分30秒間隔での運転となっていたが、今回のダイヤ改正より約3分20秒間隔での運転となり増発を図る。ただし今回新たに開業した区間の途中駅である聚龍で3本に1本が折り返すため、滘心~聚龍間は平均5分間隔での運転となる。

なお平日昼間は既存区間は約4分30秒間隔、土休日昼間は約4分~4分30秒間隔のまま変わりはない。ただし聚龍での3本に1本の折返しは昼間も行うため、滘心~聚龍間は平日昼間は平均6分45秒間隔、土休日昼間は平均6分~6分45秒間隔での運転となる。

初終電について見ていくと、初電は東行き(万勝囲方面)は滘心6時00分発万勝囲行き、西行き(滘心方面)は万勝囲6時10分発滘心行きとなっている。

また終電は東行き(万勝囲方面)は滘心23時00分発万勝囲行き、西行き(滘心方面)は万勝囲23時00分発滘心行きとなっている。

従来中国の地下鉄では路線延伸をした場合、路線を延伸した分だけ終電を繰り下げることが多いが、今回のダイヤ改正では終電の繰り下げは西行きの万勝囲発滘心行きが5分繰り下がっただけで、東行きの文化公園発万勝囲行きは終電を繰り下げなかった。


2. 結び

今回の2020年11月26日広州地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄8号線の拡大により利便性を向上することとなった。

今後延伸・拡大の続く広州地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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