路線延伸と新規開業で増発へ! 南寧地下鉄ダイヤ改正(2020年11月23日) 南宁地铁调图

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南寧地下鉄は2020年11月21日、weiboにて11月23日に地下鉄2号線の延伸及び地下鉄4号線の新開業を行うと公表した( 轨道交通4号线及2号线东延线计划于 )。今回はこれについて見ていく。

1. 路線延伸で増発へ!

今回の2020年11月23日南寧地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線の延伸及び地下鉄4号線の新規開業を行った。

まずは地下鉄2号線から。地下鉄2号線では2018年2月1日南寧地下鉄ダイヤ改正以来約2年9か月半ぶりにダイヤ改正を行った。

今回は南の終点だった玉洞~壇澤間の6駅間6.3kmを延伸した。これにより地下鉄2号線は西津~壇澤間の全長22駅間、26.3km、全線所要時間47分の路線に拡大することとなった。

今回の延伸で平日朝夕ラッシュ時は約6~7分間隔から約5~6分間隔に、土休日午後は約8~9分間隔から約7~8分間隔にそれぞれ増発している。なお平日昼間と土休日午前は約8~9分間隔のまま変わりはない。

初終電について見ていくと、初電は南行き(壇澤方面)が西津6時30分発壇澤行き、北行き(西津方面)が壇澤6時30分発西津行きとなっている。

また終電は南行き(壇澤方面)が西津23時00分発壇澤行き、北行き(西津方面)が壇澤23時00分発西津行きとなっている。これにより既存開業区間の玉洞→西津間では終電が10分繰り下がることとなった。

2. 新線開業へ!

また今回の2020年11月23日南寧地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄4号線を新たに開業した。

地下鉄4号線は楞塘村~洪運路間を東西に結ぶ15駅間、19.6kmの路線となっている。他の南寧地下鉄の各線と同様6両編成B型車、最高速度80km/hによる運転で、全線所要時間は34分となっている。

ダイヤは全日終日全線約8~9分間隔での運転となっている。これにより昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は100.0%となることから、昼間は空席が目立っていそうだ。

初終電を見ていくと、初電は西行き(洪運路方面)が楞塘村6時30分発洪運路行き、東行き(洪運路発楞塘村行き)が洪運路6時30分発楞塘村行きとなっている。

終電は西行き(洪運路方面)が楞塘村23時00分発洪運路行き、東行き(洪運路発楞塘村行き)が洪運路23時00分発楞塘村行きとなっている。

3. 既存路線でも増発へ!

また今回の2020年11月23日南寧地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄3号線で2019年6月6日の開業以来約1年5か月半ぶりにダイヤ改正を行った。

今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時及び土休日午後に増発を行った。

これまで地下鉄3号線は全日終日全線で約8~9分間隔で運転していた。ただ今回のダイヤ改正で地下鉄2号線の延伸と地下鉄4号線の開業により利便性の増加が見込まれることから、平日朝ラッシュ時は全線約5~6分間隔、土休日午後は約7~8分間隔に短縮し、増発することとなった。

なお残る地下鉄1号線は南寧地下鉄で唯一今回はダイヤ改正を行わなかった。


4. 結び

今回の2020年11月23日南寧地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線の延伸により地下鉄2号線と地下鉄3号線で増発を図ったほか、地下鉄4号線を新規開業し市内移動が向上した。

今後南寧地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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