北総急行廃止も線内普通増発へ! 北総鉄道ダイヤ改正(2022年11月26日)

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北総急行廃止も線内普通増発へ! 北総鉄道ダイヤ改正(2022年11月26日)

北総鉄道は2022年10月24日、プレスリリースにて11月26日にダイヤ改正を行うと公表した( 北総線ダイヤ改正を実施します )。今回はこれについて見ていく。

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1. 北総急行消滅へ!

今回の2022年11月26日北総鉄道ダイヤ改正では、北総急行を廃止する。

平日19時台に2本運転している北総線急行は、今回のダイヤ改正で全て普通に格下げすることとなった。これにより北総急行が消滅するが、通過駅で乗車チャンスが増える。

そもそも北総線急行は2010年年7月17日京成成田空港線開業に伴う京成電鉄ダイヤ改正で押上線で急行を廃止したことに伴い、押上線内で普通に格下げし八広と四ツ木に停車するようにしたほか都営浅草線内と京成押上線内で普通印旛日本大行きとして案内するようになり、高砂で種別変更を行っていた。が、今回のダイヤ改正で全区間普通に格下げしたことにより利用者からも分かりやすくなる。




2. 北総普通、新鎌ヶ谷発着で大増発へ!

また今回の2022年11月26日北総鉄道ダイヤ改正では、2022年2月26日北総鉄道ダイヤ改正に引き続き土休日に新鎌ヶ谷~印西牧の原・印旛日本医大間で10往復増発することとなった。

これにより土休日は印西牧の原7時39分~10時00分発は普通だけで新鎌ヶ谷まで約10分間隔で運転するようになる。

また下り(新鎌ヶ谷発印西牧の原方面)は土休日15時台~19時台に、上り(印西牧の原から新鎌ヶ谷行き)は土休日14時台~18時台にそれぞれ40分間隔で普通を増発することとなった。これにより土休日夕方は普通毎時3本から毎時4.5本に増発する

従来北総普通は昼間毎時3本で高砂~新鎌ヶ谷間は20分間隔で運転しているが、半数が新鎌ヶ谷でアクセス特急の待ち合わせを行うため新鎌ヶ谷~印旛日本医大間では17~23分間隔と少しばらつきが出る。今回土休日夕方に40分間隔で増発する新鎌ヶ谷~印西牧の原間の区間普通は普通が23分間隔が空いたところに運転するため新鎌ヶ谷~印西牧の原間の土休日夕方の運転間隔が17~23分間隔から10~17分間隔に短縮している。

が、この23分間隔が空いたところにはアクセス特急も運転しているため、新鎌ヶ谷や千葉ニュータウン中央では実は最大17分間隔のまま変わっていないのである。

もっとも新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間は鎌ヶ谷観光バスの生活バスちばにうと競合しているためそれなりの効果はあるだろうが、西白井、白井、小室、印西牧の原から新鎌ヶ谷や新京成線、東武野田線乗り換えには重宝するだろうが、千葉ニュータウン中央では利便性があまり向上しなさそうだ。

なおこの新鎌ヶ谷~印西牧の原間の土休日夕方の増発により、西白井、白井、小室と成田湯川、成田空港方面との間の利用時の千葉ニュータウン中央での乗り継ぎ時間が6分ほど短縮する。もっとも北総沿線から成田空港アクセスを向上させるのであれば、区間普通を全て印旛日本医大始発終着にして印西牧の原も所要時間短縮の恩恵を受けても良いとは思うが。なんだが成田空港方面アクセス特急との接続改善を図っているようなところを考えると、約8年で廃止した京急電鉄品川~京急蒲田間の4両普通と似たような運命をたどりそうなのは気のせいだろうか。


3. 結び

今回の2022年11月26日北総鉄道ダイヤ改正では、北総急行が廃止になり普通列車に格下げしたほか、新鎌ヶ谷~印西牧の原・印旛日本医大間の普通列車を増発し土休日朝は10分間隔で運転することとなった。

今後北総鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

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