運用減で白い悪魔5300形引退か! 都営浅草線ダイヤ改正(2022年11月26日)

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運用減で白い悪魔5300形引退か! 都営浅草線ダイヤ改正(2022年11月26日)

東京都交通局は2022年10月24日、プレスリリースにて11月26日に都営浅草線でダイヤ改正を行うと公表した( 都営地下鉄浅草線のダイヤ改正について )。今回はこれについて見ていく。

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1. 都営浅草線で線内電車減便へ

今回の2022年11月26日都営浅草線ダイヤ改正では、平日朝に減便を図る。

今回のダイヤ改正では平日朝に全線で2往復の減便を図る。が、今回の京成電鉄ダイヤ改正では押上線の減便は行わない。このことから今回減便する都営浅草線の電車は押上始発終着列車となる。

今回減便するのは平日朝の西馬込6時50分発泉岳寺行きと西馬込7時35分発押上行き、その折返しの泉岳寺7時33分発西馬込行きと押上8時20分発西馬込行きとなっている。

また京急線三崎口7時18分発特急押上行きを特急泉岳寺行きに短縮するほか、押上9時36分発快特三崎口行きは泉岳寺9時59分発特急三崎口行きに短縮する。

なお都営浅草線では今回のダイヤ改正でも昼間や平日夕方の運転本数を維持するため、押上~泉岳寺間はエアポート快特を含め昼間毎時12本のままとなる。




2020年より日本全国で鉄道利用者数が大きく減っているが、東京都交通局管内の2021年度の混雑率は浅草線で96%、三田線で131%、新宿線で121%、大江戸線で120%、日本屈指の混雑路線日暮里舎人ライナーは144%まで落ちている。

もっとも東京都では2016年より混雑率150%以下を目指していたためきしくも全線で達成することとなったわけだが、このうち浅草線だけは100%を下回ってしまっておりダントツで低い。これも受けて今回のダイヤ改正で都営浅草線を平日朝に減便することとしたのだろう。

ただ、他の路線も安泰化かと言われるとそうとも限らない。都営三田線では2023年3月に開業する東急新横浜線相鉄新横浜線との直通運転開始に合わせ8両運転列車が大きく増える。2021年度は全列車6両運転であったので、増車により混雑率が110%程度にまで落ちてもおかしくはない。そうなると都営三田線でも今後増車に伴い減便を図る可能性はなくはないだろう。




2. 都営車運用1運用削減でさらば白い悪魔5300形

今回の2022年11月26日都営浅草線ダイヤ改正で平日朝に全区間で2往復を減便することとなった。

今回運用が削減した列車は、泉岳寺~押上間のうち1運用は京急車運用、残る西馬込~泉岳寺間2往復および泉岳寺~押上間の1往復は都営車運用となっている。しかも都営車運用に関してはほぼ一筆書きができてしまう。

また周辺の運用繰りを考えても、今回のダイヤ改正で都営車運用が1運用減る見込みだ

現在都営浅草線には2018年から2021年にかけて投入した新型車両5500形が27本、置き換え対象の5300形(通称・白い悪魔)が5320編成のみの1本がある。そもそも5300形も27本があったのだが、同じ本数の新型車両5500形を投入したにもかかわらず旧型車両の5300形を1本残している。

これは新型車両5500形デジタル無線の車両側対応工事を行うために予備車を多く配置することで工事を円滑に進めていることにある。旧型車両といっても1990年から投入開始したので30年程度しか走っていない5300形を1本残して運用に就かせておけば、5500形を1本余分に運用から浮かせることができ、その間に工事を行える。

ただ、今回のダイヤ改正で都営車運用自体が1運用減る見込みだ。これにより考えられる可能性は2つ。1つは5300形白い悪魔を引き続き運用して予備車をさらに1本浮かせてデジタル無線の車両側対応工事をさらに早めること。そしてもう1つがデジタル無線の車両側対応工事同時施工数を増やさずに5300形白い悪魔を廃車することである

もっとも最短で2022年11月内の5300形5320編成の運用離脱が考えられるが、もし新型車両5500形デジタル無線の車両側対応工事の同時施工数を増やした場合でも作業がより迅速に進むようになるためより早く5500形の全車運用再開および5300形白い悪魔の廃車を行えるようになる。そう考えるともし2022年12月以降も5300形が残ったとしても、遅くとも2023年内には5300形白い悪魔が全廃車となるのではないだろうか

ただ、工事の同時施工数を増やすとなると、ほかの工場での作業を抑えなければならない。ただ東京都交通局では2022年10月までに三田線6300形の3次車以降にデジタル無線設置工事を終了している。高島平で行ったのだろうが、この要員を馬込に移動させて作業させることは可能だろう。

ただ、今回のダイヤ改正で都営車の運用が1運用削減するためデジタル無線設置工事を終えた後新型車両5500形も1本余るようになるのである。京成に転属して3500形や3600形などの老朽車置き換えとかはしないものなのだろうか。


3. 結び

今回の2022年11月26日都営浅草線ダイヤ改正では、都営車運用を1運用削減する見込みであることから5300形白い悪魔が引退する可能性が高いほか、今回のダイヤ改正で引退しなくても2023年度までは運転しないだろう。

今回の都営浅草線ダイヤ改正では都営地下鉄の路線で2020年以降に初めて平日朝の減便を行ったが、今後ほかの都営地下鉄各線でどのようなダイヤ改正を行うのか見守ってゆきたい。

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