学休日ダイヤ導入と昼間の運転区間再編で半減へ 京阪大津線ダイヤ変更(2021年9月25日)

学休日ダイヤ導入と昼間の運転区間再編へ 京阪大津線ダイヤ変更(2021年9月25日)

京阪電鉄は2021年7月8日、プレスリリースにて2021年9月25日にダイヤ変更を行うと公表した( 2021年9月25日(土)に京阪線・大津線においてダイヤを変更します )。今回はこのうち大津線について見ていく。

1. 京阪線のみならず大津線でもダイヤ変更実施へ

今回の2021年9月25日京阪電鉄ダイヤ変更では、京阪線・大津線ともにダイヤ変更を行う。

京阪線は平日朝夕ラッシュ時・昼間ともに大規模なダイヤ改正となり、座席指定制「ライナー」が増発する一方で昼間の特急毎時2本がプレミアムカーを連結したまま快速急行に格下げなどを行う。ただ昼間は15分サイクルダイヤになるのか、はたまた10分サイクルベースの30分サイクルダイヤになるのかプレスリリースだけでは判然としない点が多く(もっとも平日夕ラッシュ時のように運転サイクルを書き換えればいいところをしていないので)、時刻表公表を以て実態が分かる可能性が高い(直近では2021年7月3日近鉄大阪線ダイヤ変更然り)。

このことから今回は京阪電鉄ダイヤ改正のうち比較的プレスリリースから運転概要がよりつかみうる大津線について見ていく。

2. 石山坂本線で学休日ダイヤ導入で合理化へ

今回の2021年9月25日京阪電鉄ダイヤ変更では、2018年3月17日京阪大津線ダイヤ変更以来約3年6か月ぶりに大津線でダイヤ変更を行う。

今回のダイヤ変更では大津線のうち石山坂本線で大きくダイヤ変更を行う。

まずは平日朝。今回のダイヤ変更より学休日ダイヤを導入する。

2020年現在、石山坂本線では平日朝ラッシュ時は通年で最大毎時10本の列車を石山寺~坂本比叡山口間の全線で運転しており、1日で1番運用数が多い時間帯となっている。もしこれを平日夕ラッシュ時と同等の全線運転毎時8本にまで減便できれば少なくとも1運用浮かせることができる。

もっとも今回の京阪線ダイヤ改正では平日朝ラッシュ時の京橋に到着する淀屋橋・中之島方面の列車を63本から58本に減らしているんだ、石山坂本線も平日朝ラッシュ時に毎時10本から毎時9本に減便はできただろうに。

ただそれをしなかったのは、学校がある日の平日の朝には比較的混んでいるからであり、それを削減するのは難しいと判断したのだろう。しかしそれでは経費削減にはならないので、乗務員の人件費削減目的で春・夏・冬の各長期休みに平日朝に学休日ダイヤを導入し平日夕ラッシュ時同様毎時8本にまで削減することとしたのだろう。

なお学休日ダイヤを日本で他に採用している鉄道事業者は平日採用は愛知高速交通リニモ(学休日平日は土休日ダイヤと同一になる)、土曜採用は阪急今津線西宮北口~宝塚間くらいである。そう考えると今回の石山坂本線学休日ダイヤの導入は苦肉の経費削減策なのだろう。

なお石山坂本線では初終電のへんこうはないほか、京津線では大幅な変更はないとしている。直通する京都市営地下鉄東西線でプレスリリースの公表がないことを考えると微調整のみだろう。

3. 石山坂本線で昼間の減便実施で半減へ

今回の2021年9月25日京阪電鉄ダイヤ変更では、石山坂本線で昼間に減便を図る。

前回の2018年3月17日京阪大津線ダイヤ変更以降石山坂本線では平日・土休日ともに石山寺~坂本比叡山口間の全線で10分間隔(毎時6本)の運転を行っている。しかしこのうち半分を近江神宮前止まりに短縮することで1運用削減を図る見込みだ。

これにより石山寺~びわ湖浜大津~近江神宮前間は10分間隔(昼間毎時6本)のまま変わりないものの、近江神宮前~坂本比叡山口間は10分間隔から20分間隔(毎時3本)に半減することとなった。

ただ近江神宮前~坂本比叡山口間は前回の2018年3月17日京阪大津線ダイヤ変更前まで昼間は平日・土休日ともに15分間隔(毎時4本)しかなかったことを考えると、そもそも毎時6本も昼間の運転していたこの3年半が運転本数がたまたま多かっただけで、また戻すこととしたのだろう。


4. 結び

今回の2021年9月25日京阪電鉄ダイヤ変更では、京阪線のみならず大津線でもダイヤ変更を行うこととなった。

今後京阪大津線でどのようなダイヤ変更を実施するのか、今後大津線の分社化に進展があるのか、見守ってゆきたい。

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