合理的に増発へ! 熊本市交通局ダイヤ改正(2023年11月1日)

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合理的に増発実施へ! 熊本市交通局ダイヤ改正(2023年11月1日)

熊本市電で合理的に運転本数を調整します。

熊本市交通局は2023年10月20日、プレスリリースにて11月1日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 平日昼間にA系統増発へ!

今回の2023年11月1日熊本市交通局ダイヤ改正では、2023年5月13日熊本市交通局ダイヤ改正以来約5か月半ぶりにダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正では、平日昼間にA系統を増発する。

A系統は原則田崎橋~健軍町間の全線運転だが、平日朝には田崎橋~新水前寺駅前間の区間運転を設定しより増発できるようにしていた。

今回のダイヤ改正ではこの区間運転を平日昼間にも設定することとした。

平日昼間のA系統は田崎橋~健軍町間の全線運転毎時6本だったが、今回のダイヤ改正より毎時2本の全線運転を減便する代わりに毎時4本の田崎橋~新水前寺駅前間の区間運転を設定する。これにより新水前寺駅前~健軍町間ではA系統は毎時6本から毎時4本に減便する一方で、熊本市中心部を含む田崎橋~新水前寺駅前間では平日昼間は毎時6本方毎時8本に増発することとなったのである

これにより平日のA系統は7.5往復の増発に成功した。

なおB系統上熊本駅前~健軍町間は毎時4本のまま変わりない。ただし20時台以降に3往復減便し毎時2本運転とすることとなった。

2. 土休日昼間に減便へ

今回の2023年11月1日熊本市交通局ダイヤ改正では、土休日昼間に減便を図る。

土休日昼間のA系統毎時10本(平均6分間隔)とB系統毎時5本(約12分間隔)を減便し、A系統毎時8本(平均7分30秒間隔)とB系統毎時4本(約15分間隔)に減便し輸送力を20.0%減少することとした。

これにより土曜日は15往復、日曜祝日は14往復を減便することとした。


4. 結び

今回の2023年11月1日熊本市交通局ダイヤ改正では、乗務員不足になりながらも選択と集中を行うことで平日昼間の市中心部区間で増発を図ることに成功した。

今後熊本市交通局でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

関連情報:市電のダイヤ改正について

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