終電繰り上げ実施も復便見込みへ! JR北海道・札幌市交通局ダイヤ改正(2021年5月12日)

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JR北海道は2021年5月10日、プレスリリースにて5月12日にダイヤ改正を行うと公表した( 札幌発最終列車の繰り上げについて )。また札幌市交通局は2021年5月10日、プレスリリースにて5月12日にダイヤ改正を行うと公表した( 終発時刻の繰上げを実施します(5月12日~当面の間 )。今回はこれらについて見ていく。

1. 終電繰り上げ実施も復便見込みへ

今回の2021年5月12日JR北海道ダイヤ改正では、札幌からの終電を4方面で繰り上げる。

ただいずれの新しい終電も新千歳空港22時53分発千歳線快速エアポート227号札幌行き最終から連絡可能である。ただ今回の終電繰り上げで稲穂~小樽間の各駅へは連絡できなくなった。

このため千歳線快速エアポートとの連絡や2021年現在の東北・北海道新幹線の最終列車到着時刻から類推するに2031年予定の北海道新幹線札幌延伸時に札幌への最終列車到着23時25分~23時40分ごろに設定する可能性が高そうだ。

ただJR北海道ではゆくゆくは元の終電に戻すとしている。ただ2021年内にも終電を繰り上げを各地で行ったことを考えると、札幌からの終電繰り上げを次回行ってもおかしくないのではないだろうか。

2. 全線で終電繰り上げ実施へ

今回の2021年5月12日札幌市交通局ダイヤ改正では、地下鉄3路線全てで終電を繰り上げる。

札幌市交通局の地下鉄の終電は始発駅を24時00分発車と決まっているのだが、終電は平日であってもロングシートの半分以上が空席でそもそも利用が少ない。このご時世でさらに利用が減ればそれは減便の対象になるだろう。

そこで今回の2021年5月12日札幌市交通局ダイヤ改正では、終電を概ね始発駅23時30分発に30分程度繰り上げることとなった。

こちらの終電繰り上げは恒久化しそうだ。


3. 結び

今回の2021年5月12日JR北海道及び札幌市交通局ダイヤ改正では、30分程度の終電繰り上げを行うこととなった。

今後JR北海道や札幌市交通局でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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