環状線の部分開業で既存路線の終電繰り下げ実施へ! 台北地下鉄ダイヤ改正(2020年1月31日)

台北地下鉄は2020年1月22日、プレスリリースにて1月31日にダイヤ改正を行うと公表した( 臺北捷運將自109年1月31日起調整松山新店線、中和新蘆線及板南線時刻表 )。また台北地下鉄は2020年1月31日、プレスリリースにて1月31日に都市鉄道環状線の本格営業を開始したと公表した( 環狀線 31日下午2時正式通車 3月1日起正式收費 )。今回はこれらについて見ていく。

1. 部分開業で利便性向上へ!

今回の2020年1月31日台北地下鉄ダイヤ改正では、都市鉄道環状線が部分開業した。

都市鉄道環状線のうち今回開業したのは大坪林~新北産業園区間の13駅間、15.3kmに渡る路線で、部分開業のため環状運転は実施しておらず、部分開業区間を往復することとなる。最高速度は80km/hで、全線所要時間は32分となっている。

都市鉄道環状線は1両当たり17mの車両を4両編成で運転する。サイズ規格としてはリニア地下鉄を1回り大きくしたような車両寸法で、今回の開業に合わせ17本導入した。

なお都市鉄道環状線は原則高架を走っており、無人運転を行っている。無人運転は台北地下鉄では新交通システムVAL文湖線でも採用しているが、鉄輪式では台湾初となりそうだ(ちなみに中華人民共和国では北京地下鉄燕房線ですでに行っているほか、韓国でも地下を走るライトメトロ3路線で無人運転を行っている)。

運転間隔について見ていくと、平日朝夕ラッシュ時は全線約4~7分間隔、平日・土休日昼間は約5~10分間隔での運転となっている。ここまで運転間隔にバラつきがあるのは、文湖線同様無人運転のため需要に応じて柔軟に運転間隔を変えられるためである。

初終電について見ていくと、初電は北行き(大坪林発新北産業園区行き)は大坪林6時00分発、南行き(新北産業園区発大坪林行き)は新北産業園区6時00分発となっている。

また終電は北行き(大坪林発新北産業園区行き)は大坪林24時00分発、南行き(新北産業園区発大坪林行き)は新北産業園区24時00分発となっている。

これらからすると、初終電の時刻は台北地下鉄の他の路線同様初電は6時00分発、終電は始発駅24時00分発で設定しているようだ。

2. 既存路線でも新線開業に合わせ終電繰り下げへ!

今回の2020年1月31日台北地下鉄ダイヤ改正では、都市鉄道環状線の開業に伴い接続する路線で乗り換えの利便を図るべく既存路線の終電繰り下げを行った。

地下鉄松山新店線では北門24時29分発松山行きを大坪林24時11分発松山行きに延長し、大坪林→北門間で終電を6分繰り下げた。

また地下鉄中和新蘆線では三重24時23分発南勢角行き終電を頭前庄(台北医院)24時17分発南勢角行きに延長し、頭前庄(台北医院)→三重間で終電を7分繰り下げた。さらに古亭24時17分発迴龍/楽生行きを景安24時08分発発迴龍/楽生行きに延長し、景安→古亭間で終電を6分繰り下げた。

さらに地下鉄板南線では台北駅24時45分発南港展覧館行き終電を板橋24時32分発南港展覧館行きに延長した。これにより板橋→台北駅間で終電が19分繰り下がった。

なおダイヤ改正を行った3路線ではこのほかの時間帯でも時刻変更を行ったが、地下鉄板南線で走順の変更があったほかは1分程度の時刻調整のみ行った。


3. 結び

今回の2020年1月31日台北地下鉄ダイヤ改正では、都市鉄道環状線の部分開業に合わせ台北地下鉄の多くの路線でダイヤ改正を行うこととなった。

今後台北地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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