恐れていた!田園都市線特急と8両東横特急の復活宣言! 東急電鉄・東京メトロ臨時列車運転(2019年7月)

東急電鉄は2019年7月1日、プレスリリースにて2019年7月に臨時列車を運転すると公表した( 東京都の「スムーズビズ」に連動し、田園都市線・東横線で朝6時台の臨時列車を運転 )。また東京メトロは2019年7月1日、プレスリリースにて2019年7月に臨時列車を運転すると公表した( 「スムーズビズ」に合わせて混雑緩和を目的とした取り組みを実施します! )。今回はこれらについて見ていく。


1. 首都圏で平日朝に増発へ

今回の2019年7月東急電鉄・東京メトロ臨時列車運転では、3年連続で7月に平日に臨時列車の増発を実施する。

今回設定する臨時列車はいずれも2019年7月22日~7月31日の平日に増発するとしている。

それでは前年の2018年夏の臨時列車運転や夏の小規模版として設定していた本年の2019年冬の臨時列車運転と比較しながら見ていこう。

2. 東急電鉄で引き続き特急設定へ

今回の2019年7月東急電鉄臨時列車運転では、田園都市線と東横線で臨時列車の増発を実施する。

田園都市線は3年連続で時差Bizライナーを運転するが、今回も前年と比べ所要時間が延長し、中央林間→溝の口間で運転時刻を1分ずつ繰り上げ、中央林間→渋谷間は43分と昼間の急行37分~39分より遅くなっている。

また東横線でも前年に引き続き東横特急が増発する。前年は元町中華街6時14分発特急和光市行きとして設定したが、本年は運転区間を短縮し特急渋谷行きとして運転することとなった。

東横特急渋谷行きは土休日に元町中華街19時04分発が設定してあるが、全ての定期東横特急が10両編成で運転していることから、8両編成の東横特急の運転が2013年3月16日の地下鉄副都心線と直通運転を開始したダイヤ改正以来設定がない。前年の臨時東横特急も8両編成で運転されていたが、和光市行きとして設定された。

つまり今回の臨時列車運転で2013年3月15日をもって消滅した8両編成の東横特急渋谷行きが復活する見込みだ。

3. 東京メトロで設定も運転規模縮小へ

また今回の2019年7月東京メトロ臨時列車運転では、地下鉄日比谷線、地下鉄半蔵門線、地下鉄南北線で臨時列車が増発する。

昨夏は運転していた地下鉄東西線及び地下鉄副都心線での増発は取りやめることとなった。このうち地下鉄東西線については2019年冬の臨時列車運転でも運転していたが、2019年3月16日ダイヤ改正で平日運転の定期列車に格上げしたため臨時列車としての運転が消滅したようだ。

今回新規追加となったのは地下鉄南北線で、王子神谷6時42分発白金高輪行きと折り返しとして市ヶ谷7時32分発埼玉高速鉄道線直通鳩ヶ谷行きを白金高輪7時19分発に延長して設定する。

なおこれまで都営大江戸線で臨時列車増発を実施していた東京都交通局は今回の臨時列車運転を行わないことが決定している。混雑率187%の日暮里・舎人ライナーではやった方が良いと思うのは気のせいだろうか?無人運転なんだからオフピークの増発なんていくらでもできるだろうに。

その代わり、京王電鉄が便乗し「京王ライナー」の増発を行うとしている。増発してほしいのは夕方ではなく朝なのだが…

4. 結び

今回の2019年7月東急電鉄・東京メトロ臨時列車運転では、引き続き臨時列車が増発することとなった。

一方、前年より減少傾向となっており、やや陰りが見えるようだ。

今後どのような臨時列車を運転するのか、見守って行きたい。


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