名古屋鉄道は2025年5月9日、プレスリリースにて5月24日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 全車指定席列車「ミュースカイ」増車へ!
今回の2025年5月24日名古屋鉄道ダイヤ改正では、前回の2024年3月16日名古屋鉄道ダイヤ改正以来約1年2か月ぶりにダイヤ改正を実施する。
今回のダイヤ改正では名鉄名古屋~中部国際空港間運転の全車指定席列車「ミュースカイ」で土休日に増車を図る。
全車指定席列車「ミュースカイ」は2000系電車による運転で、4両または8両での運転となっている。
今回のダイヤ改正で全車指定席列車「ミュースカイ」のうち8両運転列車を中部国際空港行きは32本中18本から24本に6本増加、名鉄名古屋方面は31本中17本から23本に6本増加する。
名古屋鉄道では指定席μシート利用時にミューチケットを必要としている。がこのミューチケットは2024年3月16日名古屋鉄道運賃料金改定で360円から450円に値上げしたこと、ちゅぶ国際空港発着については平日昼間や土休日終日ネット割引300円が適用外であり席が売れれば1席あたり450円の増収になることをふまえると「ミュースカイ」増車で大きな増収を見込んでいるのだろう。
2. 一般列車で減車実施か!
また今回の2025年5月24日名古屋鉄道ダイヤ改正では、平日および土休日に一般列車で両数を変更するとしている。
詳細は記載していないが、どうやら名古屋本線や犬山線、常滑線などで急行・準急・普通の減車を図るのではないだろうか。
もし「ミュースカイ」や指定席連結快速特急や特急連結線区で急行以下の列車の減車を図り混むようにすれば、その分300円でもミューチケットが売れるようになり増収につながる。減車による指定席μシート誘導を図っているのではないだろうか?
あとは名古屋鉄道は各線区で4両ワンマン運転を開始しているのだから、名古屋本線の2両普通はいい加減ワンマン運転をするべきだと思うのだが。
3. 結び
今回の2025年5月24日名古屋鉄道ダイヤ改正では、中部国際空港発着の「ミュースカイ」で土休日に増車を図ることとした。
一方で急行・準急・普通で減車を図ることで合理化と指定席μシート誘導を図る見込みだ。
今後名古屋鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:ダイヤ改正の実施について – 名古屋鉄道
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