
JR九州は2025年12月12日、プレスリリースにて2026年3月14日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち長崎本線・佐世保線について見ていく。
1. 肥前鹿島発着特急「かささぎ」2往復減便で普通列車で代替へ!
今回の2026年3月14日JR九州ダイヤ改正では、肥前鹿島発着特急「かささぎ」を減便する。
今回減便するのは博多10個18分発特急「かささぎ103号」肥前鹿島行き、博多16時34分発特急「かささぎ107号」肥前鹿島行き、肥前鹿島11時54分発特急「かささぎ108号」博多行き、肥前鹿島19時34分発特急「かささぎ114号」博多行きの2往復4本となっている。
これにより肥前鹿島発着特急「かささぎ」を2往復削減、7往復から5往復に減便することとした。
救済として特急「リレーかもめ」や特急「みどり」から江北のりかえ普通列車利用となる。この接続改善のため博多10時03分発特急「リレーかもめ17号」武雄温泉行きと博多17時00分発特急「リレーかもめ47号」武雄温泉行きが江北に増停車する。
この普通列車も便宜として江北~肥前鹿島間で21往復から22往復に増発するとしているが、1往復しか増発しないため特急列車2往復減便と差し引き1往復の減便となっている。このほか運用上の都合で肥前鹿島~肥前浜間では1.5往復増発している。また肥前浜乗り換え列車だった1.5往復を直通化することで、江北~肥前浜間の気動車運用が増えることとなった。
2. 武雄温泉始発終着の特急「リレーかもめ」「みどり」増発も金土日祝日多客期に1往復減便へ!
また今回の2026年3月14日JR九州ダイヤ改正では、特急「かささぎ」減便の救済として博多~武雄温泉間の特急「リレーかもめ」「みどり」を増発することとした。
今回増発する博多~武雄温泉間の特急「リレーかもめ」「みどり」は2往復となっており、肥前鹿島発着特急「かささぎ」の減便分2往復と同数となっている。なぜ博多~武雄温泉間のみの運転ななのに特急「リレーかもめ」のほか特急「みどり」もあるかというと、特急「みどり」相当分は武雄温泉で西九州新幹線「かもめ」に接続しないのである。
これにより武雄温泉始発の特急「みどり」と武雄温泉行きの特急「みどり」を新設することとなった。
これで特急「かささぎ」が減便したとしても博多~佐賀~江北間では特急列車をその分設定することでJR九州のプレスリリースでは「長崎本線鳥栖~江北間の特急運転本数に増減はありません」と明記している。
ただ今回の博多~武雄温泉間の特急「リレーかもめ」「みどり」の増発分を見ると、1往復は特急「みどり(リレーかもめ)」の特急「みどり」と特急「リレーかもめ」への分離、もう1つが臨時「リレーかもめ」の毎日運転への定期化と西九州新幹線「かもめ」運休日の武雄温泉始発終着特急「みどり」としての設定である。臨時特急「リレーかもめ」と西九州新幹線臨時「かもめ」の運転日は主に金土日祝日および多客期運転であり年間の約4割で運転している。この臨時列車を毎日運転としそのほかの増発がないということは博多~佐賀~武雄温泉間で特急列車が金土日祝日および多客期に1往復減便しているということになる。
しかもそのうち1本は多客期運転の特急「九十九島みどり」と同じ時刻であることを踏まえると、どうやら多客期臨時特急「九十九島みどり」のうち1本は今後武雄温泉行き特急「みどり」の佐世保行き延長で対応するようだ。
今回の長崎本線・佐世保線特急再編に伴うダイヤ改正では多客期の運用削減による車両削減を図ることとしたのだろう。
3. 結び
今回の2026年3月14日JR九州ダイヤ改正では、肥前鹿島発着の特急「かささぎ」を2往復削減し武雄温泉発着「リレーかもめ」「みどり」を増発したものの、主に金土日祝日多客期運転の1往復を減便することで年間の4割程度で1往復減便することとし車両運用を削減する見込みだ。
今後長崎本線や佐世保線でどのようなダイヤ改正を行うのか見守ってゆきたい。
関連情報:2026年春ダイヤ改正について – JR九州


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