
近畿日本鉄道は2026年1月19日、プレスリリースにて2026年3月14日にダイヤ変更を行うと公表した。今回はこのうち一般列車について見ていく。
2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更のうち特急列車はこちら!
1. 大阪線新種別区間急行誕生へ!
今回の2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更では、2025年2月22日近畿日本鉄道ダイヤ変更以来約1年ぶりにダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ変更では大阪線に新種別区間急行を新設する。
区間急行の停車駅は急行停車駅に加え近鉄八尾、河内山本、高安となっている。全駅停車区間が桜井~名張間なのは急行と変わりない。
2. 区間急行を昼間に設定で大減便へ!
また今回の2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更では、新設した区間急行を昼間を中心に設定する。
大阪線では昼間急行毎時3本、区間準急毎時3本、普通毎時5本を設定していたが、今回のダイヤ変更で区間急行を新設することで昼間を区間急行毎時4本、普通毎時4本に再編する。これにより大阪上本町~高安間で昼間毎時11本から毎時8本に減便する。
なお昼間の普通は河内国分と大和八木で区間急行の待ち合わせを行う。
これにより大阪線は昼間だいたい15分サイクルダイヤに再編するわけだが、急行から3駅増停車の区間急行になったものの大阪上本町~榛原間では大坂上本町先着列車が昼間毎時3本から毎時4本に増えているため乗車チャンスはむしろ増えている。また急行通過駅を見ても河内国分で普通が区間急行の待ち合わせを行うため河内国分~桜井間の急行通過駅でも大阪上本町への利便性が大きく向上している。このため結構悪くはなかったりする。しいて言えば過去の禍根もあって榛原~名張間で昼間毎時3本から毎時2本に減便したことだろう(詳細は後述)が、そもそも昼間も空席だらけだったこともあり毎時2本で問題なく運びきれる。
ただ近畿日本鉄道側も減便しすぎだと思っている節はあるようで、土休日朝10時台および11時台大阪上本町着は毎時11本や毎時9本の列車を用意し土休日午前中の混雑分散を図ろうとしている。普通列車は毎時4本だが、区間急行毎時4本のほかに区間準急や準急を混ぜているのだ。このため区間急行と準急が混在する時間帯が存在している。もう準急なんて区間急行から河内国分~桜井間全駅停車にしただけなんだからそんなにに変わらないだろと思うのだが。
なおこの大阪線減便により信貴線も昼間20分間隔(毎時3本)から30分間隔(毎時2本)に減便することとした。
3. 平日朝は微減も快速急行維持へ!
また今回の2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更では、朝夕はほぼ列車の本数を維持する。
というのも今回のダイヤ変更で平日・土休日ともに朝夕に五位堂駅に特急列車が一部停車するようになることから、特急誘導も兼ねて快速急行や急行の減便の可能性があった。そんな中今回のダイヤ変更では平日朝夕はほぼ本数維持となった。
減便したのは大阪上本町6時台到着の、青山町5時01分発五位堂から急行大阪上本町行き初列車と五位堂5時51分発区間準急大阪上本町行きで、2本を統合して青山町5時01分発五位堂から区間急行大阪上本町行きとする。このため化け急行ならぬ化け区間急行を新設することとなった。
なお平日夕ラッシュ時大阪上本町18時台と19時台はは快速急行毎時4本、準急毎時4本、普通毎時4本のまま変わりない。
4. 名張~伊勢中川間でも減便へ!
また今回の2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更では、大阪線名張~伊勢中川間でも減便する。
そもそも大阪線名張~青山町間は2021年7月3日近畿日本鉄道ダイヤ変更で昼間毎時3本から毎時2本に減便するはずだった。というかダイヤ変更プレスリリースには記載があった。が実際に時刻表を見てみると昼間毎時3本のまま変わらず、代わりに大和朝倉~榛原間の区間準急または普通毎時1本と伊勢中川~五十鈴川間急行毎時1本を減便したのだ。どうやら伊賀市(または名張市)が名張駅と同じ本数を伊賀神戸によこせと言ったらしく、それで昼間の本数をす置いたらしい。
こういうことがあったんので今回のダイヤ変更では名張に向かう急行から格下げした区間急行を毎時3本から毎時2本に減便、大阪方面に向かう電車をもとから減らすことで名張~青山町間の減便にこじつけることとした。
近畿日本鉄道としては伊賀への積年の恨みを果たした形のようだ。
今回のダイヤ変更では名張~伊勢中川間は平日昼間と土休日昼間で大きく異なる。
まずは平日昼間。これまで大阪上本町~名張~伊勢中川間急行毎時1本、大阪上本町~名張~青山町間急行毎時1本、名張~青山町間普通毎時1本、東青山~伊勢中川間2両普通毎時1本だたっところ、名張~伊勢中川間急行を2時間に1本(大阪上本町~名張間区間急行)、大阪上本町~名張~青山町間の区間急行を2時間に1本、名張~青山町間普通を2時間に1本、名張~伊勢中川間2両普通を毎時1本意再編する。これにより名張~青山町間では昼間毎時3本から毎時2.5本に減便するも、青山町~伊勢中川間は急行と普通が東青山~伊勢中川間続行運転ではなくなるため実質毎時1本から毎時1.5本に増発し乗車チャンスがかえって広がっている。
次に土休日昼間。これまで大阪上本町~名張~伊勢中川間急行毎時1本、大阪上本町~名張~青山町間急行毎時1本、名張~青山町間普通毎時1本、東青山~伊勢中川間2両普通毎時1本だたっところ、名張~伊勢中川間急行を毎時1本(大阪上本町~名張間区間急行)、大阪上本町~名張~青山町間の区間急行を毎時1本、東青山~伊勢中川間2両普通毎時1本とする。ようは名張~青山町間普通毎時1本を減便し名張~青山町間を毎時3本から毎時2本に、おおむね20分間隔から30分間隔に減便した形とした。このため青山町・伊賀神戸・美旗・桔梗が丘から大阪上本町への先着直通列車は昼間毎時2本のまま変わらない。
このため土休日昼間に関して急行から区間急行から格下げになるだけで大阪上本町~伊勢中川間直通列車は残ることとなった。まあ名古屋~大阪間を近鉄急行で乗り継ごうという貧乏思考者はおもに土休日にしかいないだろうから、平日に設定する必要はないと判断したのだろう。そもそも名阪間や津~大阪間なら近鉄特急乗れよって話だし。
しいて言えば案内上不便ななのは伊勢中川や榊奈良温泉口から見れば急行名張行きは名張から快速急行だったところ、名張から快速急行なのか区間急行なのか分からなくなったことである。
5. 結び
今回の2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更では、大阪線に新種別区間急行を新設し昼間の急行と区間準急に統合を図り昼間に毎時3本もの減便を図った。
また榛原~伊勢中川間でも減便を図り大きく合理化している。
今後新型車両1A系・6A系・8A系を続々投入する中、近畿日本鉄道ででどのようなダイヤ変更を行うのか見守ってゆきたい。
2026年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更のうち特急列車はこちら!
関連情報:2026年3月14日(土)ダイヤ変更について – 近畿日本鉄道


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