315系統一で昼間2両から4両に増車へ! JR東海武豊線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

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315系統一で昼間2両から4両に増車へ! JR東海武豊線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

JR東海は2024年6月6日、プレスリリースにて2026年3月に関西線と武豊線で新型車両315系による4両ワンマン運転を行うと公表した。今回はこれから2026年3月JR東海武豊線ダイヤ改正について予測していく。

新型車両315系統一に伴う2026年3月JR東海関西線ダイヤ改正予測はこちら!

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1. 武豊線で全列車315系4両編成に統一とワンマン化へ!

今回の2026年3月JR東海ダイヤ改正では、武豊線の全列車を315系4両編成に統一する。

武豊線では朝夕を4両編成、昼間を2両編成で運転しているが、今回の2026年3月ダイヤ改正より全列車315系4両編成による運転となる。これにより昼間は2両から4両に増車となる。

またワンマン運転も昼間の2両運転列車にのみ実施していたが、今回の2026年3月ダイヤ改正より全列車がワンマン運転可能な315系になるため武豊線では全列車が4両ワンマン運転となる。一方で武豊線列車は朝夕を中心に東海道線に直通し名古屋まで区間快速として運転するが、東海道線内では引き続き車掌が乗務するし今後も東海道線内でのワンマン化予定はない。




2. 武豊線昼間に増車で減便か!

今回の2026年3月JR東海ダイヤ改正では、昼間に減便を図る可能性がある。

2024年3月16日JR東海ダイヤ改正ではJR東海中央線名古屋~中津川間が全列車315系8両編成に統一したことに伴い昼間は従来の6両から8両に増車した一方、毎時8本から毎時6本に減便したのである。もっとも6両編成毎時8本の毎時48両から8両編成毎時6本の毎時48両に変わったため毎時両数に変更はないしむしろ中間乗務員室が減ったため毎時定員は増えている。この減便に伴い中央線では昼間の快速を新守山・神領停車の区間快速に格下げし通過駅救済も図っている。

そう考えると今回の2026年3月JR東海ダイヤ改正における武豊線の昼間の2両から4両への増車に伴い減便や運転区間短縮があり得るのではないだろうか




そもそも武豊線は東海道線大府と亀崎・半田・武豊を結ぶ路線である。ただ名古屋から半田・武豊へは名鉄河和線の方が最短距離で早いこと、特急毎時2本と急行毎時2本の運転があることからだいたいは名鉄を使うのである。このため朝夕の名古屋直通20分間隔であればJR武豊線を使ってくれるのだが、昼間30分間隔の大府のりかえ必須では半田・武豊からはあまり使ってもらえず、名鉄の通っていない中間駅の利用が多くなる。

昼間毎時1両運べる輸送量は隣駅間輸送密度4,000人/日・往復と言われ、2両編成毎時1本で運べないと毎時2本に増発すべきと考えることから昼間毎時2本の運転には隣駅間輸送密度8,000人/日・往復以上が必要となる。武豊線で隣駅間輸送密度8,000人/日・往復以上の区間は大府~亀崎間のみである。このため亀崎~半田~武豊間は昼間毎時1本に減便してもおかしくはない

もし亀崎~半田~武豊間で昼間15分~45分間隔の不均等間隔が許され大府~武豊間毎時1本、大府~亀崎間毎時1本とすれば、昼間3運用から2運用に削減し乗務員行路を削減できる。

ただこのとき亀崎駅に乗務員折り返し用の設備が必要となり手間である。ワンマン運転の基本は運転系統の簡素化であるからこれに反してしまう。

このため30分間隔から40分間隔運転にするのか1時間隔運転にするのか分からないが昼間全線で3往復程度減便するのが一番簡潔ではないだろうか。


3. 結び

今回の2026年3月JR東海ダイヤ改正では、武豊線が全列車新型車両315系4両編成での運転に統一し全列車ワンマン運転化、昼間を2両から4両に増車する。

一方で昼間に減便を図る可能性もある。

今後新型車両315系を続々投入するJR東海で今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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関連情報:315系4両編成でのワンマン運転の実施及び画像認識技術を活用した安全確認支援装置の搭載 – JR東海

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