10年ぶりの流氷特急オホーツクの風復活宣言! JR北海道臨時列車運転(2025年12月~2026年2月冬期間)

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10年ぶりの流氷特急オホーツクの風復活宣言! JR北海道臨時列車運転(2025年12月~2026年2月冬期間)

JR北海道は2025年10月17日、プレスリリースにて2025年12月~2026年2月の臨時列車を公表した。今回はこのうち石北本線特急について見ていく。

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1. 石北本線特急「オホーツク」増発で実質!

今回の2025年12月~2026年2月JR北海道臨時列車運転では、特急列車の増発を行う。

通年増発恒例列車として札幌~旭川間の特急「カムイ」や札幌~函館間の特急「北斗」、冬季増発恒例列車として札幌~帯広間の特急「とかち」1往復などがあるが、今回の増発では札幌~網走間の石北本線特急「オホーツク」でも増発を図ることとなった。

今回運転するのは札幌7時41分発特急「オホーツク81号」網走行きと網走15時40分発特急「オホーツク84号」札幌行きの1往復となっている。運転日は2025年12月27日~29日、1月3日~1月4日、2月7日~28日のうちの土休日となっている。使用車両はキハ261系5000番台ラベンダー編成4両編成となっている。

石北本線特急では多客時に増車を行うことはあるが、増発ともなれば2015年2月の石北本線特急「流氷特急オホーツクの風」以来約10年ぶりとなる




2. なぜ特急「オホーツク」を10年ぶりに増発するに至ったのか!

ではなぜ今回の2025年12月~2026年2月JR北海道臨時列車運転で特急「オホーツク」を増発するに至ったのか。

そもそも2017年3月3日まで石北本線特急はすべて札幌直通で1日4往復程度の運転があったが、2017年3月4日JR北海道ダイヤ改正で4往復中2往復が2025年3月15日JR北海道石北本線ダイヤ改正で旭川~網走間の特急「大雪」2往復を特別快速に変更した。これにより石北本線特急列車は1日2往復のみの運転となった。

もっとも特急「大雪」→特別快速大雪は旭川で札幌方面特急「カムイ」と接続していることから行けなくはないが、特急「大雪」であれば5両まで増車可能だったところ特別快速大雪では3両までしか連結できないし、なによりH100形電気式気動車のため座席数が1両当たり36しかなく特別快速大雪3両で特急列車2両分しか座席がない。これでは輸送力が足りないとみたのではないだろうか。

そこで特急「オホーツク」1往復を4両編成で増発することで輸送力を確保することとしたのではないか。




3. 特別快速大雪や快速きたみの減便はあるのか!

石北本線快速きたみや前回の2025年3月15日JR北海道ダイヤ改正から特急から変更した特別快速大雪の減便はあるのだろうか。

次回の2026年3月JR北海道ダイヤ改正では全道の特急列車を全車指定席化、自由席を廃止する。このため石北本線特急「オホーツク」も全車指定席となる。

その代替も兼ねて全車自由席の快速列車とし運賃のみで利用できるようにしたのが特別快速大雪である。

このため特急「オホーツク」全車指定席化で特別快速大雪や快速きたみに旅客が移動する可能性があること、どの特別快速大雪や快速きたみも乗客数20人以上いることから、減車はあるかもしれないが減便はしないだろう。


4. 結び

今回の2025年12月~2026年2月JR北海道臨時列車運転では、石北本線特急「オホーツク」の増発を図り

2025年9月よりATO自動運転が始まった東京メトロ銀座線で今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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