E259系のしおさい投入で特急料金値上げか! JR東日本千葉支社ダイヤ改正予測(2022年3月予定)

E259系のしおさい投入で特急料金値上げか! JR東日本千葉支社ダイヤ改正予測(2022年3月予定)

JR東日本では2021年11月にE259系を総武線銚子まで試運転で乗り入れている。今回はこれから2022年3月JR東日本千葉支社ダイヤ改正について見ていく。

1. E259系の銚子乗り入れ試運転は特急「しおさい」への投入前提か!

今回の2022年3月実施のJR東日本千葉支社ダイヤ改正では、E259系(「成田エクスプレス」型車両)を総武本線特急「しおさい」として運転する可能性がある。

これは2021年11月にE259系を本来乗り入れない総武本線銚子まで乗り入れていること、及び成東と横芝にE259系用の停車位置目標を設けていることによる。

長期運休列車設定前の2019年現在、E259系は6両編成22本あるものの特急「成田エクスプレス」運用は18本しかない。もっとも整備点検などで一時的に運用離脱させなければならない編成が必要なことを考えると予備車を2本~3本用意する必要が生じるのだが、全22本しかないのに4本というのはやや多い。このためこの予備車1運用を用いて東海道線臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」を設定したこともあったが、2020年3月14日のE261系投入に伴う東海道線特急「サフィール踊り子」運転開始に伴い運転を取りやめている。

一方総武本線特急「しおさい」は255系9両編成2運用とE257系5両編成1運用の合計3運用なのだが、このうちE257系1運用は平日のみ運転のほか、運転区間が佐倉→東京間のみで特急「成田エクスプレス」の運転区間と完全に重複すること、運転時間帯が佐倉7時04分発東京行きの1本のみなので特急「成田エクスプレス」運転時間帯より前なので既存のE259系運用を伸ばせば運用数に変わりなく運用できてしまう。

つまり総武本線特急「しおさい」をもしすべてE259系に置き換えるとしても新たに増えるE259系運用は2運用のみであり、そもそも22本あるE259系が18運用から20運用に増やしたところで特急「成田エクスプレス」が全列車運転再開しても、予備車を考えても間に合ってしまうのである。これによりただ255系2本とE257系1本の運用が浮くだけであるからE259系の総武本線特急「しおさい」への投入はかなり現実的だ

なお255系は2023年までは使用するとしているが、別に総武本線特急「しおさい」以外にも内房線特急「さざなみ」や外房線特急「わかしお」にも使用しているわけであった、今回の2022年3月ダイヤ改正で特急「しおさい」がE259系に置き換わっても他の特急で運用が残れば矛盾しない。

また内房線特急「さざなみ」や外房線特急「わかしお」で主力のE257系にはグリーン車はないが、総武本線特急「しおさい」でよく使用する255系はグリーン車を1両連結している。E259系もグリーン車を設定していることから全車普通車化改造を行う必要もない。そう考えると今回の特急「しおさい」へのE259系運用はほかの房総特急と比べても現実味がありそうだ。

では総武本線特急「しおさい」にE259系を投入することでどう変わるのか、見ていこう。




2. 減車で運行費節減と全車指定席化か

まず、そもそも255系は9両固定編成であるが、E259系は6両編成のため置き換えれば3両の減車になる。

そもそも特急「成田エクスプレス」は登場時の1991年3月16日ダイヤ改正より全車指定席だったが、2015年3月14日の上野東京ライン開業による常磐線特急「ひたち」「ときわ」の全車指定席化と同時に座席未指定券を発券するようになった。これにより駆け込み乗車でも特急「成田エクスプレス」を利用できるようになったわけだが、逆を言えば他の房総特急にも全車指定席化を広げられるようになったともいえる。そう考えると特急「しおさい」がE259系に置き換わった場合、全車指定席に置き換わる可能性がある

なおいかなる線区であっても旅客営業規則上特急「成田エクスプレス」とE261系使用の列車(つまり特急「サフィール踊り子」)は全国共通のA特急料金を適用すると定めているが、E259系使用の場合だけではA特急料金の強制適用にはならないため、E259系に置き換えたとしてもA特急料金より安い料金を設定することは可能だ。

さらに考えられるのが、車両置き換えを行わない内房線特急「さざなみ」と外房線特急「わかしお」も同時に全車指定席化を図る可能性があるということだ。これにより自由席が大半の房総特急から自由席がなくなり、実質値上げとする可能性は十分考えられそうだ。

ただこの場合1つ矛盾するのが、全車指定席化した際に常磐線特急「ひたち」「ときわ」や中央線特急「あずさ」「かいじ」などと同等の特急料金にした場合特急料金が通年同額になるのだが、2021年10月5日付のプレスリリースでガッツリ「しおさい」「さざなみ」「わかしお」を最繁忙期の対象にすると明記しているのだ。もっともこのプレスリリースで記述を削除してしまうと2022年3月ダイヤ改正の内容漏えいにつながりかねないためあえて既存の列車として明記しているのかもしれないが、次回の2022年3月JR東日本ダイヤ改正で山形新幹線のみならず東北新幹線全列車が全車指定席化する可能性が高いことを考えると房総特急の全車指定席化も考えられるのではないだろうか

もっともこの特急料金を導入すれば指定席ではほぼ全面的に値下げとなるのだが、特急「しおさい」は255系運転の場合9両中5両が自由席であることを考えても自由席利用が多い。よって東京~八街・八日市場間は自由席950円から事前特急料金1,020円に、東京~旭・銚子間は自由席1,360円から事前特急両料金1,580円に値上げすることとなりそうだ。

3. 特急「しおさい」の単独運行は継続か

今回の2022年3月ダイヤ改正でもし総武本線特急「しおさい」がE259系(「成田エクスプレス」型車両)に置き換わった際に、運転区間はどうなるのだろうか。

もっとも現状通り特急「しおさい」が単独運行するのであれば、東京~千葉~銚子間運転のまま変わらないだろう。ただもし運転区間の大半が被る特急「成田エクスプレス」と佐倉以西で連結するのであれば、品川や渋谷、新宿、池袋にも向かうことができるようになり利便性は増す。

ただ全席指定席化するとはいえ空港利用者向けの特急「成田エクスプレス」と連結してしまったら誤乗が絶えないことから、さすがにしないだろう。

ただどうせ総武線快速の運転枠が余ってるんだから、内房線特急「さざなみ」と外房線特急「わかしお」を総武線快速・千葉経由に戻して千葉から県内各地への着席利用のニーズに応えて増収を図るべきではないかとは思うが。




4. 房総各線の普通列車で朝夕に一部を土休日運休か

今回の2022年3月実施のJR東日本千葉支社ダイヤ改正では、内房線・外房線・総武線千葉以西などの房総各線で土休日運休列車を設定する可能性が高い。

房総各線では原則全日同じ時刻で運転しており、平日と土休日の違いは総武線東京~千葉間や京葉線内での列車種別が異なることと一部の特急列車の運転の有無くらいしかない。JR東日本が全社で経費節減に取り組んでいることを考えると、比較的運転本数の多い房総各線で平日ダイヤと土休日ダイヤを分けるか料金不要列車の土休日運休ダイヤを設定し土休日朝夕を中心に減便を図る可能性がある。

具体的には、外房線上総一ノ宮6時08分発京葉快速東京行きと内房線君津6時12分発京葉快速東京行きは、土休日に全区間廃止になっても何らおかしくはない。また館山6時21分発千葉行きまたは館山6時39分発千葉行きのいずれかが土休日に限り君津始発ないし姉ヶ崎始発に短縮してもおかしくないし、佐倉8時04分発普通千葉行きは土休日運休になってもおかしくなさそうだ。

このほか成田線では成田~佐原間のE131系2両運転の2往復がワンマン化する見込みだ。


5. 結び

今回の2022年3月実施のJR東日本千葉支社ダイヤ改正では、E259系(「成田エクスプレス」型車両)を総武本線特急「しおさい」として運転する可能性があるほか、房総各線で朝夕を中心に土休日運休列車を設けて減便する可能性がある。

今後JR東日本千葉支社でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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