福井~敦賀間で快速4往復設定へ! IRいしかわ鉄道・ハピラインふくいダイヤ改正予測(2024年3月16日予定)

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福井~敦賀間で快速4往復設定へ! IRいしかわ鉄道・ハピラインふくいダイヤ改正予測(2024年3月予定)

福井県は2021年10月、プレスリリースにて2024年3月に開業するにあたり各種計画を公表した。また石川県は2022年11月、プレスリリースにて2024年3月に開業するにあたり各種計画を公表した。今回はこれらからIRいしかわ鉄道およびハピラインふくいの2024年3月16日ダイヤ改正について見ていく。

1. 北陸本線転換で所要時間短縮へ!

今回の2024年3月16日ダイヤ改正では、北陸新幹線敦賀延伸に合わせJR西日本北陸本線が経営分離、金沢~大聖寺間がIRいしかわ鉄道、大聖寺~福井~敦賀間がハピラインふくいに転換する。

特急「サンダーバード」毎時2本と特急「しらさぎ」毎時1本がなくなるため、普通列車の特急通過待ちがなくなる。これにより所要時間短縮が見込めそうだ。

では今回のダイヤ改正でIRいしかわ鉄道とハピラインふくいでどのようなダイヤ改正を実施するのか、予測していこう。




2. IRいしかわ鉄道で新駅開業へ!

今回の2024年3月16日IRいしかわ鉄道ダイヤ改正では、運転本数を据え置く。

このため金沢発着列車は44.5往復のまま変わらない。もっとも2019年までは増発を見据えてはいたのだが、2023年時点では2019年比で10%利用が下がっているため増発の必要がなくなったのと、金沢~小松間は41往復の運転があり毎時2本の運転があることから据え置きということになったのだろう。

もっとも特急列車の通過待ちで14分停車なんてことはなくなるから、所要時間の短縮は行うため利便性は上がるはずだ。

一方IRいしかわ鉄道では2024年3月16日の移管に合わせて西松任駅が開業する。西松任駅は北陸新幹線白山車両基地に隣接する位置に作ることから、車庫出勤者の通勤に使えそうだ。また北側には住宅街があることから利便性はやや上がるだろう。

なおIRいしかわ鉄道の車両は福井まで乗り入れる。

(2023.12.11 追記)なおその後の新聞記事報道で、当初の計画から変更し金沢~大聖寺間で1往復程度増発することとしたようだ。また金沢をまたぐ直通列車もわずかばかりではあるが設定するものの、金沢以西からの直通は津幡止めとするためハピラインふくいからIRいしかわ鉄道経由あいの風とやま鉄道やJR西日本七尾線への3社直通運転は行わないようだ。




3. ハピラインふくいで福井~敦賀間快速運転へ!

今回の2024年3月16日ハピラインふくいダイヤ改正では、列車を増発する。

とはいえ2019年までの計画では2両編成22本44両を投入する計画だったが、2023年時点で利用者が10%程度減っていることからJR西日本からの譲渡分のみの2両編成16本32両に縮小し新造車両の投入を取りやめることとした。

福井~敦賀間で快速を4往復運転する。内訳は朝に2往復、夕方に2往復となる。

快速を金沢~福井間で運転しないのは、北陸新幹線でも途中3駅あることとその3駅すべてが在来線既存駅に設置のため、早く着きたいなら北陸新幹線を利用しましょうということなのだろう。

また福井~武生間では昼間の普通列車を毎時1本から毎時2本に増発する。

越前花堂~武生間で普通列車隣駅間輸送密度が最大の越前花堂~大土呂間は9,000人/日・往復程度なので2両編成毎時1本でも運べる。ただ今回の北陸新幹線敦賀延伸で武生や鯖江に特急列車が来なくなり、北陸新幹線では越前たけふ駅を新幹線単独駅として設置するがそこまでアクセスが良くない。またこれまで特急を利用していたり旅客が普通列車に流れ普通列車が混雑する可能性もある。

また福井鉄道と競合している区間のため旅客を奪いにかかるために昼間毎時2本化するようだ。

なおIRいしかわ鉄道直通金沢までの列車は22往復44本のまま変更はなく、ハピラインふくいの電車が乗り入れるのも金沢までとなる。

4. 今後減便はあるのか

近年地方鉄道では減便が相次いでおり石川県内ではJR西日本七尾線および直通するIRいしかわ鉄道で減便を行ているが、今後IRいしかわ鉄道やハピラインふくいで減便はあるのだろうか。

ただ、昼間毎時1両で4,000人/日・往復が輸送できる中、大聖寺~芦原温泉間と南条~敦賀間は隣駅間輸送密度が4,000人/日・往復を切っている。ハピラインふくいは全列車が521系2両編成での運転となるため、毎時1本の運転で隣駅間輸送密度8,000人/日・往復程度は運べるため、4,000人/日・往復を切っている区間では理論上2時間に1本に減便しても運びきれる。

もっとも減便した場合運転区間の長い列車に混雑が集中するため、金沢~福井間の列車毎時1本のうち半分を金沢~大聖寺間と芦原温泉~福井間に分割しようものなら、金沢~福井間直通列車が七尾~大聖寺間や芦原温泉~福井間でとても混雑してしまう。このため金沢~福井間は毎時1本を維持するだろう。

一方、福井~武生間が昼間毎時2本化し武生~南条間の輸送密度が5,000人/日・往復で多少旅客が偏っても運びきれることから、今庄~敦賀間は昼間2時間に1本程度に減便しても十分運びきれてしまう。しかもこの区間は山越えのトンネル区間で競合する交通機関もないからいとも簡単に減便できてしまう。

もっとも敦賀駅は北陸新幹線の駅であり大阪方面特急「サンダーバード」や名古屋方面特急「しらさぎ」が発着することから、鯖江や武生から大阪・名古屋方面に向かう旅客が敦賀行きのハピラインふくいの電車に乗っていく可能性はあるため毎時1本は残す可能性はある。ただ、減便する可能性も捨てきれはしないだろう。


5. 結び

今回の2024年3月16日ダイヤ改正では、IRいしかわ鉄道区間拡大とハピラインふくい開業に伴い大規模なダイヤ改正を行う。

北陸新幹線開業にあわせ北陸本線から移管する両線でどのようなダイヤ改正を実施していくのか、楽しみにしたい。

関連資料:福井県並行在来線経営計画 – 福井県
関連資料:石川県並行在来線経営計画(金沢以西延伸) – 石川県

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