朝夕オフピーク中心の減便で運用削減か 名古屋市交通局東山線ダイヤ改正(2022年9月17日)

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朝夕オフピーク中心の減便で運用削減か 名古屋市交通局東山線ダイヤ改正(2022年9月17日)

名古屋市交通局は2022年7月5日、プレスリリースにて9月17日にダイヤ改正を行うと公表した( 東山線のダイヤ改正について )。今回はこれについて見ていく。

1. 平日終日に渡り減便へ

今回の2022年9月17日名古屋市交通局ダイヤ改正では、地下鉄東山線でダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正では、地下鉄東山線にて平日はほぼ終日に渡り減便を図る。

まずは平日朝。平日朝ラッシュ時最短2分10秒間隔運転には変わりないが、2分10秒間隔で運転する時間帯を減らしオフピークに減便を図ることとなった。これにより9時台前半は2分10秒間隔から3分間隔に開き、輸送力が27.8%減少している。この減便で運用数を43運用から42運用に1運用削減する見込みだ

次に平日昼間。5分間隔(毎時12本)から6分間隔(毎時10本)に減便し、輸送力を16.7%削減する。地下鉄名城線金山~大曽根間は平日昼間は5分間隔(毎時12本)のまま変えないことを考えると、平日昼間は地下鉄東山線の方が運転本数が少ないことになる。

そして平日夕方。18時台の平日夕ラッシュ時は3分間隔(毎時20本)を維持するが、15時台~17時台の高校生下校時間帯は平日夕ラッシュ時と同じ3分間隔から3分30秒間隔に減便し、輸送力を14.2%減少する。

平日22時以降の深夜は原則土休日深夜と同じ運転本数にまで減便する。これにより約8分間隔から約10分間隔に減便することとなったほか、2020年8月7日から運休していた金曜終電延長列車2往復を今回のダイヤ改正で正式に廃止することとした。

これにより平日の運転本数は550本(東行き藤が丘方面276本、西行き高畑方面274本)から498本(東行き藤が丘方面249本、西行き高畑方面249本)に9.5%削減することとなった。

もっとも今回の地下鉄東山線ダイヤ改正ではオフピークの減便による車両運用削減や人員行路の削減はあるが、2022年8月27日東京メトロダイヤ改正における地下鉄銀座線の朝夕ラッシュ時を含む大減便は免れているし、むしろ東京地下鉄銀座線が平日朝ラッシュ時ですら2分20秒間隔でしか運転しなくなったため名古屋市営地下鉄東山線の2分10秒間隔の方が運転間隔が短いというありさまである(なお東京地下鉄丸ノ内線は平日朝は約2分10秒間隔に減便したため、名古屋市営地下鉄東山線とほぼ同レベルとなっている)。

そう考えると、名古屋市交通局は地下鉄輸送を極力現状とほぼ同じ水準で維持しようと努めているのだろう。




2. 土休日は朝夕を中心に減便へ

今回の2022年9月17日名古屋市交通局ダイヤ改正では、地下鉄東山線で土休日にも減便を図る。

ただ、土休日昼間は5分間隔(毎時12本)を維持し、朝夕を中心の減便となる。

土休日は4分間隔(毎時15本運転)の時間帯を40分程度繰り上げて終了し9時00分ごろに終了する。これによりこの40分間間は4分間隔から5分間隔に運転間隔が広がることから、2往復減便する。

また土休日14時~18時台も4分間隔に短縮していたが、今回のダイヤ改正以降は昼間同様5分間隔に延長し毎時3本減便する。

また19時台は5分間隔(毎時12本)から6分間隔(毎時10本)に減便する。

これにより土休日の運転本数は441本(東行き藤が丘方面220本、西行き高畑方面221本)から395本(東行き藤が丘方面197本、西行き高畑方面198本)に10.4%削減することとなった。

なお今回の名古屋市交通局のダイヤ改正は地下鉄東山線のみの実施で、地下鉄名城線・名港線・鶴舞線・桜通線・上伊田線の運転時刻に変更はない。


3. 結び

今回の2022年9月17日名古屋市交通局ダイヤ改正では、地下鉄東山線で平日は朝ラッシュ時および夕ラッシュ時のピーク時を除く昼間やオフピーク時を中心に大きく減便したほか、土休日は朝夕を中心に減便することとなった。

今後名古屋市交通局のその他の路線でも減便が広がるのか、見守ってゆきたい。

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