路線延伸で市外進出へ! ソウルメトロ5号線延伸に伴うダイヤ改正(2020年8月8日)

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路線延伸で市外進出へ! ソウルメトロ5号線延伸に伴うダイヤ改正(2020年8月8日)

ソウルメトロは2020年7月31日、プレスリリースにて8月8日に地下鉄5号線を延伸しダイヤ改正を行うと公表した( 河南線(5号線延長)第1段階区間開通案内 )。今回はこれについて見ていく。

1. 地下鉄5号線のソウル市外延伸へ!

今回の2020年8月8日ソウルメトロダイヤ改正では、地下鉄5号線を延伸した。

延伸するのは5号線本線の東の終点だった上一洞~河南豊山間の2駅間、4.4kmとなっている。今回新たに設置する2駅はともにソウル市外であるため計画上は河南線と言う名称を使っていたが、運営の合理化のためこれまでソウル市内で開業している地下鉄5号線をそのまま使い運営も韓国鉄道KORAILやその他の事業者ではなくソウルメトロが担うこととなった。なお地下鉄5号線では2021年内に河南豊山からさらに延伸を予定している。延伸区間の所要時間は7分、傍花~河南豊山間は全長49.6km、所要時間は1時間30分となった。

今回の路線延伸に伴い運用数が増加することから、8両編成4本を増備した。

時刻について見ていくと、上一洞発着から河南豊山発着に延ばした列車が多いが、平日朝ラッシュ時及び全日昼間のうち12時30分~16時30分の間は半数がこれまで通り上一洞発着のままとなっている。地下鉄5号線のほとんどの区間で馬川発着の支線直通列車も運転していることを考えると、4本に1本しか河南豊山に乗り入れないことになる。このことから平日朝ラッシュ時は約11分間隔、全日昼間は24分間隔のみの列車設定しかない。なお平日夕ラッシュ時は上一洞発着だった列車のほぼすべてが河南豊山発着に延びたため、約7分間隔で列車設定がある。


2. 結び

今回の2020年8月8日ソウルメトロダイヤ改正では、地下鉄5号線の延伸によりダイヤ改正を行った。

今後路線延伸を行うソウルメトロでどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

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