新線開業で空港アクセスと高速鉄道連絡を向上へ! フフホト地下鉄開業に伴うダイヤ改正(2019年12月29日) 呼和浩特地铁调图

 96回閲覧

フフホト地下鉄は2019年12月27日、プレスリリースにて12月29日に地下鉄1号線を開業すると公表した( 确定了!12月29日呼市地铁一号线正式开通运营 )。今回はこれについて見ていく。

1. 内モンゴル自治区初の地下鉄開業へ!

今回の2019年12月29日フフホト地下鉄ダイヤ改正では、フフホト初の地下鉄路線となる地下鉄1号線を開業した。

今回開業したのは伊利健康谷~壩堰(空港)間の19駅間、21.9kmとなっている。6両編成B型車での運行で、最高速度は80km/h、全線所要時間は45分となっている(外部サイトの路線図はこちら)。駅名の通り空港を終点としていることから空港連絡鉄道としても機能しているし、途中フフホト東駅を通ることから中国高速列車CRHとの接続も可能となっている。

また駅名表記には中文や英語のほか、現地語であるモンゴル文字表記も行っている。もっともモンゴル文字はモンゴル国ではもう使用していないのだが。

これにより、内モンゴル自治区で初の都市鉄道が開業することとなった。本家モンゴルの首都ウランバートルを差し置いて。本来はフフホトは地下鉄が必要かどうかと言われるとやや怪しいくらいの都市圏で、北九州市と同じくらいの200万人の都市圏規模しかないのだが、中国的社会主義に基づく全国を等しく発展させるという全体主義の下に造られたのだろう。ちなみにモンゴルの首都ウランバートル都市圏は150万人しかいない。

運転間隔について見ていくと、平日朝夕ラッシュ時は約8~9分間隔、平日・土休日昼間は約10~11分間隔となっている。

初終電について見ていくと、初電は東行き(壩堰(空港)発伊利健康谷行き)を壩堰(空港)7時00分発、西行き(伊利健康谷発壩堰(空港)行き)を伊利健康谷7時00分発で設定した。

また終電は東行き(壩堰(空港)発伊利健康谷行き)を壩堰(空港)21時00分発、西行き(伊利健康谷発壩堰(空港)行き)を伊利健康谷21時00分発で設定した。


2. 結び

今回の2019年12月29日フフホト地下鉄ダイヤ改正では、初の路線となる地下鉄1号線を新規開業した。

今後拡大が行われる予定のフフホト地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました