鶴見線に新型車両E131系導入も減便か! JR東日本鶴見線運用変更(2023年12月)およびダイヤ改正予測(2024年3月予定)

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鶴見線に新型車両E131系導入も減便か JR東日本鶴見線運用変更(2023年12月)およびダイヤ改正予測(2024年3月予定)

JR東日本は2023年7月24日、プレスリリースにて2023年冬より鶴見線に新型車両E131系を投入すると公表した( 鶴見線への新型車両投入について )今回はこれについて見ていく。

E127系導入に伴う2023年9月13日のJR東日本南武支線運用変更はこちら

1. 鶴見線で車両更新へ

今回の2023年12月以降JR東日本鶴見線運用変更では、新型車両E131系を導入する。

E131系は2021年より営業運転を買い進多ワンマン運転用電車で、2021年に内房線・外房線に2両編成、相模線に4両編成を投入したほか、2022年に3両編成を宇都宮線・日光線に投入した。内房線・外房線・宇都宮線・日光線では両数変更を伴う大幅な運用変更があったためダイヤ改正を行う3月に営業運転を開始したが、相模線は4両固定編成から4両固定編成への置き換えだったためダイヤ改正と関係なく順次投入していった。今回の鶴見線への新型車両E131系投入も205系3両編成から同じ3両への置き換えのためダイヤ改正を待たずに順次投入することとした。

またこれらの線区では最大6両での終日ワンマン運転を行っている。今回鶴見線にE131系を投入するが、これもワンマン運転を行うためのものと言って過言ではないだろう。




とはいえ鶴見線は普通鉄道の車両限界より小さい空間しか確保していないため、車体は拡張車体ではなく幅2778mmのストレート車体としている。従来の205系の2800mmより狭いのはなぜだろう。

また車体帯は従来の205系の黄色と水色の2色となってるが、車体前面に水色の縁取りをしているため極めて水色の電車感が強い。おいおいそれでは相模線ではないか。

また車両面で注目すべきは、E131系行先表示機はフルカラーLEDのため背景色を自由に変えられる。205系は3色LEDのため103系時代同様誤乗を防ぐための方向幕を行先別に背景色を変えることができていないが、新型車両E131系なら行先別幕色変更が復活するかもしれない

なお南武支線用には2023年9月13日より新潟支社から転属したE127系2両編成を使用しているが、これはJR東日本内部規約で2両編成までは運転士目視の後方確認でワンマン運転ができるため、車両改造がそこまで必要ない。一方3両以上の場合は車体上部のカメラを各車両に設置した車両でなければワンマン運転を行わないため原則対応した新型車両を導入することになっている。




2. 鶴見線で減便はあるのか

ただ2023年現在鶴見線では205系3両編成9本があるのに対し、今回投入する新型車両E131系3両編成は8本しかない。つまり鶴見線用車両を3両編成9本から8本に1本削減している

少なくとも2014年以降7運用で回せているので、予備車を2本から1本に減らして運用させるかもしれない。もっとも中古車つぎはぎで老朽化している205系より新型車両E131系のほうが故障に強いので予備車を減らすという可能性はあるが、一方で相模線では205系からE131系に置き換え時に1本少なく投入し2022年3月12日ダイヤ改正で1運用減らし八王子乗り入れを廃止したことを考えると、2024年3月16日ダイヤ改正で鶴見線で平日朝の減便を行うのではないだろうか?

2023年現在、鶴見線は平日朝6運用、昼間2運用、平日夕方5運用となっている。このため平日朝のみの運用が1運用しかない。

この1運用は平日朝に4往復(鶴見~扇町・浜川崎・海芝浦間各1往復と鶴見~弁天橋間の出入庫1往復)の運転があるが、1運用減らすということは4往復減便するか、運転区間を短縮して1運用浮かせることになる。

ただ平日朝は工場地帯への通勤が主なため弁天橋行きへの短縮は難しい。そう考えると平日朝に多少の減便はできるかもしれないが、1運用削減できるほどには減便はできないのではないか。


3. 結び

今回の2024年3月JR東日本鶴見線ダイヤ改正予測では、平日朝夕の減便を図る可能性がある。

新型車両E131系を導入する鶴見線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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