車両更新完了でJR神戸線と湖西線・大和路線でスピードアップか! JR西日本ダイヤ改正予測(2024年3月予定)

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車両更新完了でJR神戸線と湖西線でスピードアップか! JR西日本ダイヤ改正予測(2024年3月予定)

JR西日本近畿統括本部は2020年2月19日、プレスリリースにて2024年までに車両更新をを行うと公表した( 在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実 )。今回はこれから2024年3月JR西日本近畿統括本部ダイヤ改正について予測していく。

1. 225系増備完了でJR京都線・JR神戸線3ドア車両がすべて130km/h対応に!

今回の2024年3月JR西日本近畿統括本部ダイヤ改正では、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線新快速・快速用車両の225系投入が終了する。これによりJR京都線・JR神戸線から221系運用が消滅しすべての新快速・快速が130km/h対応車両の223系と225系のみの運用となる。

新快速はすでに全列車が130km/h運転となっているが、快速は221系運用が混ざっていることもあり平日朝に223系・225系限定運用を設けて130km/h運転をしているもののそのほかの時間帯では221系の車両性能に合わせて120km/h運転としていた。

この車両置き換えにより平日朝しか行っていない快速の130km/h運転が理論上終日にわたりできるようになる。

ただ、快速はほとんどが最高速度120km/hの内側線を走行しているため、内側線快速が130km/hを出せるのは各駅停車区間の琵琶湖線米原~草津間や西明石~姫路間などに限られてしまう。そこそこの駅間距離はあるが、現状の120km/h運転とさほど所要時間がかわらない。そう考えるとJR京都線・JR神戸線の内側線快速の最高速度は120km/hのまま変えないのではないだろうか。

そうなると、所要時間を短縮するのは外側線快速のうち平日朝オフピークに運転している列車に限るだろう。




2. 湖西線普通電車で所要時間短縮へ!

今回の2024年3月JR西日本近畿統括本部ダイヤ改正では、湖西線普通電車で所要時間を短縮する可能性が高い。

湖西線特急「サンダーバード」および新快速はすでに130km/h運転を行っているが、湖西線普通電車は221系のほか国鉄時代から使用している113系や117系を使用していた。221系は起動加速度2.5km/h/sで最高速度120km/hなのに対し、117系は起動加速度2.0km/h/sで最高速度115km/h、113系は起動加速度1.6km/h/sで最高速度110km/hとなっていた。このためそれぞれの車両が入り混じる湖西線普通電車では一番低性能な113系の起動加速度1.6km/h/sで最高速度110km/hに合わせて運転時刻を組んでいた。

しかし113系や117系は2023年3月31日をもって湖西線から引退、すべての普通電車が221系または223系による運転となった。これにより全普通列車が起動加速度2.5km/h/s、最高速度120km/hの高性能な車両となった。このため全普通列車の向上した車両性能に合わせた新しい時刻で組めるようになる最初のダイヤ改正が今回の2024年3月JR西日本ダイヤ改正ということになる。

もっともこのご時世なので線路保守を増やさないためにも普通電車の最高速度引き上げは行わずに110km/hを上限とする可能性はあるし、実際に紀勢本線特急「くろしお」は紀勢本線内での283系(「オーシャンアロー型車両」)最高速度を2022年に130km/hから110km/hに引き下げている。ただ最高速度の引き上げが行われなかったとしても起動加速度向上により停車駅が多ければ多いほど所要時間短縮ができる

また2024年3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸する見込みだ。これに合わせ運転区間が大阪~敦賀間に短縮する特急「サンダーバード」で白紙ダイヤ改正を行う可能性があり、場合によっては臨時列車と合わせて毎時3本運転の枠を設ける可能性も十分ありうる。もしそうなれば起動加速度が高い方が特急から逃げ切りやすくなる。その意味でも普通電車の車両性能の向上は必要だろう。

もっとも通過待ち時間が増えればその分停車時間は伸びるが、駅間所要時間を高い起動加速度で短縮できれば運転時間短縮ができることから、待避回数が増えても所要時間が変わらないまたは所要時間が短縮する可能性がある

そう考えると次回2024年3月ダイヤ改正で221系の起動加速度に合わせた所要時間短縮を行う可能性が高そうだ




一方同じく2023年4月1日に113系・117系が引退した草津線はそもそも単線で列車交換があり最高速度が95km/hなので車両性能を引き上げても起動加速度向上分1分程度しか短縮できない。そうなると草津線列車の所要時間短縮は草津線内というより、朝夕に行っている琵琶湖線京都乗り入れ列車で京都~草津間の運転速度を110km/hから120km/hに向上するにとどまりそうだ。

また湖西線・草津線が属する京滋支社管内には2023年以降混雑が激しくなった嵯峨野線もある。湖西線では朝夕や土休日昼間に新快速用223系または225系8両編成による普通電車を運転しているが、この223系8両編成による湖西線普通電車運転を昼間にもっと拡大し、嵯峨野線用221系や223系運用を昼間にもっとねん出できないだろうか。




3. 大和路線普通電車で所要時間短縮へ!

今回の2024年3月JR西日本近畿統括本部ダイヤ改正では、大和路線普通電車でも所要時間短縮を図る可能性が高い。

先述した網干のJR京都線・JR神戸線用221系が奈良支所に転属する関係で大和路線から普通電車用201系4ドア車両が引退、221系3ドア車両での運転に統一する。これに伴い201系の最高95km/hから221系の最高120km/hへ引き上がることから大和路線普通電車の所要時間の短縮が見込まれそうだ。

奈良県内では前回2023年3月18日JR西日本奈良線ダイヤ改正で奈良線京都~城陽間の複線工事および最高速度110km/h引き上げ工事完了に伴い所要時間を短縮している。大和路線普通電車でも最高速度を110km/hないし120km/hまで引き上げて所要時間を短縮してもおかしくないだろう。

また2024年3月ダイヤ改正を前後に加古川線や播但線に207系を投入し103系を置き換える可能性もあることから、こちらも起動加速度向上による所要時間短縮が見込まれる。2023年から2024年にかけ近畿地方では車両更新がさかんにおこなわれそうだ。


4. 結び

今回の2024年3月JR西日本近畿統括本部ダイヤ改正では、JR神戸線・JR京都線から221系運用が消滅し快速用車両がすべて130km/h運転対応となるほか、車両置き換えが終わった湖西線でも所要時間を短縮する可能性がある。

今後JR西日本でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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