不通により恐竜特急大増発と無料代行バス設定ヘ! JR西日本北陸本線臨時ダイヤ運転(2022年8月6日~8月10日)

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不通により恐竜特急大増発と無料代行バス設定ヘ! JR西日本北陸本線臨時ダイヤ運転(2022年8月6日~8月10日)

JR西日本金沢支社は2022年8月6日、プレスリリースにて8月6日~8月10日の北陸本線の運転計画を公表した( 福井地区での今後の運転計画について )。また福井県は2022年8月7日、プレスリリースにて8月8日~8月10日に敦賀~武生間に無料の代行バスを運行すると公表した( 武生駅~敦賀駅間バスの運行(乗車料金は無料)について )今回はこれらについて見ていく。

1. 部分不通で代行輸送実施へ

JR西日本北陸本線は2022年8月4日午後より大雨により不通となった。

もっとも8月4日も8月5日もほぼ平常運行を行った北陸新幹線は最強極まりないのだが、在来線の北陸本線でもその後8月6日までに多くの区間で復旧し運転再開区間では普通列車の運転をほぼ通常通り再開したものの、敦賀~武生間は復旧に時間を要するため8月10日まで運転を見合わせることとなった。

これにより敦賀~武生間で普通電車の運転ができないほか、不通区間を通る大阪~金沢間の特急「サンダーバード」や、名古屋・米原~金沢間の特急「しらさぎ」が運転できなくなったことから、運休を余儀なくされた。これを救済するために設定したのが今回の代行輸送である。

では2022年8月6日~8月10日にどのような臨時列車を設定するのか、見ていこう。




2. 恐竜特急昼間に運転で代替ヘ!

今回の2022年8月6日~8月10日JR西日本北陸本線臨時ダイヤ運転では、特急「サンダーバード」および特急「しらさぎ」不通に伴い、福井~金沢間で運転する特急「ダイナスター」を昼間にも運転し、救済することとした。

そもそも大阪~金沢間の特急「サンダーバード」は朝夕毎時2本と昼間に毎時1本、東海道新幹線と連絡するための名古屋・米原~金沢間運転の特急「しらさぎ」は概ね毎時1本の運転がある。ただ今回の代行輸送では福井~関東方面への利用を従来の米原連絡東海道新幹線利用から金沢連絡北陸新幹線利用で代替しようとしていることから、特急「しらさぎ」と同様の概ね毎時1本にて昼間に福井~金沢間の特急「ダイナスター」を設定することとなった。

今回臨時設定する特急「ダイナスター」は福井発金沢行きが10本、金沢発福井行きが11本となっている。概ね運転時刻は特急「サンダーバード」の福井~金沢間運転時刻を踏襲してるが、18時以降運転の3本は特急「しらさぎ」の時刻を踏襲している。

停車駅は全ての臨時増発する特急「ダイナスター」にて芦原温泉、加賀温泉、小松に停車するほか、周辺の代替する列車の停車駅に合わせて松任に21本中2本、大聖寺に21本中1本が停車する。

定期列車同様グリーン車を連結していることから、最短でも6両編成だろう。

ただ、車両繰りの関係上金沢出入庫としているため、福井発金沢行き「ダイナスター」は定期列車のあと臨時増発列車まで約2時間運転間隔が空いているほか、金沢発福井行き「ダイナスター」は臨時列車のあと深夜の定期列車まで3時間20分も空いてしまっているのである。

今後2023年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸すれば、特急「サンダーバード」や特急「しらさぎ」の運転区間が大きく短縮するため福井県内をほとんど通らなくなるほか、そもそもかなりの大雨でも運転を見合わせることがなくなる。そう考えると今回のような特急「ダイナスター」の大増発は最初で最後だろう

なお大阪・名古屋~敦賀間では臨時列車の増発は行わない。このため大阪・京都~敦賀の利用は毎五1本の新快速の利用(昼間は湖西線経由、朝夕は米原経由の琵琶湖線経由)、米原~敦賀間は各駅に停まる列車毎時1本(昼間は近江塩津で乗り換え)のみとなる。




3. 普通列車の代替で無料バスを運行へ!

今回の2022年8月8日~8月10日JR西日本北陸本線臨時ダイヤ運転では、敦賀~武生間にて代行バスを運転する。

今回運転するのは敦賀~武生間をノンストップ運転するバスで、運賃は無料である。朝は1時間間隔、昼間は2時間間隔、夕方は1時間~1時間30分間隔で運行する。仮復旧している北陸自動車道を通行するため、所要時間が読めないことから記載はない。

ただ今回の代行バス、運行は福井鉄道バスが行うが、委託元はJR西日本ではなく福井県なのである。本来であればJR西日本の列車代行扱いになるはずなので、JR西日本が運行を委託するはずだ。

にもかかわらず福井県が委託したのは、2023年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸した際に今回不通となっている敦賀~武生間は並行在来線として第三セクター会社ハピラインふくいに移管することが決まっているために、第三セクター会社への移行後の代行輸送も視野に入れたものなのだろう。


4. 結び

今回の2022年8月6日~8月10日JR西日本北陸本線臨時ダイヤ運転では、北陸本線敦賀~武生間不通に伴い運休となった特急「サンダーバード」「しらさぎ」の代替として昼間に特急「ダイナスター」を1時間に1本程度設定することとなったほか、敦賀~武生間で無料の代行バスを運行することとなった。

今後2023年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸することで福井県内での在来線の不通により長距離旅客が足止めされることはなくなるだろうが、ハピラインふくい移管後にどのような対応を取るのか、見守ってゆきたい。

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