恐れていた!昼間の急行消滅宣言! 西日本鉄道臨時ダイヤ運転(2021年2月の毎土休日実施)

恐れていた!昼間の急行消滅宣言! 西日本鉄道臨時ダイヤ運転(2021年2月より毎土休日実施)

西日本鉄道は2021年1月28日、プレスリリースにて2月6日以降の土休日は臨時ダイヤで運転すると公表した( 新型コロナウイルスに関する運行・営業情報 )。今回はこれについて見ていく。

2021年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 臨時ダイヤ設定で昼間を中心に減便へ

今回の2021年2月西日本鉄道臨時ダイヤ運転では、土休日に臨時ダイヤを実施する。

近年西日本鉄道では正月以外にも臨時ダイヤを設定しているが、前回2020年4月~5月の西日本鉄道臨時ダイヤ運転では終日に渡り通常ダイヤと完全に別ダイヤで組んでいたが、今回の2021年2月西日本鉄道臨時ダイヤ運転では通常の土休日ダイヤから減便するのみとなっている。これにより2021年3月13日ダイヤ改正後も休日ダイヤの昼間減便で臨時ダイヤを継続設定を行うことが可能そうだ。

また前回の臨時ダイヤ設定はJR九州鹿児島本線などでも便乗して行っていたが、今回の臨時ダイヤ運転は西鉄のみで行うようだ。

なお今回の臨時ダイヤは土休日のみの実施のため平日ダイヤは通常通りの運転となる。また今夏の臨時ダイヤは次回のダイヤ改正実施日である2021年3月13日の直前の日曜日2021年3月7日までの実施が事実上決まっていることから、もう2019年3月23日ダイヤ改正時点の土休日ダイヤそのもので運転する日はない。

では今回の2021年2月西日本鉄道臨時ダイヤ運転で土休日ダイヤをどのように変化させて運転するのか、見ていこう。




2. 天神大牟田線で昼間の急行全滅へ

まずは天神大牟田線。今回の臨時ダイヤでは概ね10時~17時頃に運転する昼間の急行を全て運休とする。これにより急行の種別変更で運転している筑紫~小郡間の普通も運休となる。

これにより大橋や西鉄二日市などでの急行待避に伴う普通列車の5分程度の停車は急行がなくなっても継続して設定する。

この一部運休により西鉄福岡(天神)~西鉄久留米間の先着本数は毎時4本から特急のみの毎時2本に半減するのだが、西鉄福岡(天神)~西鉄二日市間の先着本数は急行が普通に変わるだけで毎時6本のまま変わらない。

2021年3月13日ダイヤ改正では土休日の昼間は現状維持で西鉄福岡(天神)発着で特急毎時2本、急行毎時4本、普通毎時6本を維持するとしているが、昼間に減便する気満々なのなら平日同様特急毎時2本を削減した方が良かったとは思うが、そもそも土休日の平常ダイヤの昼間の運転本数が据え置きになるのがいざという時に今回の臨時ダイヤのような昼間の急行全滅ダイヤを組めるようにするためであり急行を全て運転しようと考えていない可能性すらあるのではないかと思うほどだ。

ただ前回の2020年4月~5月臨時ダイヤでは西鉄福岡(天神)発着でさえ急行毎時2本、普通毎時2本まで削減しており都市鉄道としての機能を喪失するほど使いにくい運転本数にまで減便していたのだが、今回の臨時ダイヤでは急行のみを運休にしたため昼間は特急毎時2本と普通毎時6本の運転となっており、西鉄福岡(天神)~西鉄二日市間は毎時6本の乗車チャンスを保っている。春日原や下大利などの急行停車駅は乗車チャンスは減るが、大橋で普通を抜く急行がなくなれば普通が先着するし停車駅も数えるほどしか増えないので実は利便性はそこまで下がらない。

可哀想なのは二日市~花畑間で、西鉄福岡(天神)への先着本数は減るは一部では普通列車も減るわでもろに減便の被害を受けている。特に筑紫~小郡間は急行(筑紫で種別変更する列車を含む)が昼間全運休のため、本来毎時6本あるところが毎時2本しか来ないのだ。おかげさまで西鉄福岡(天神)まで本来なら直通先着列車の急行を毎時4本も運転しているところを、臨時ダイヤ期間中は西鉄二日市乗り換えの毎時2本しか先着がないのだ。また特急は西鉄二日市~西鉄久留米間ノンストップのため筑紫や小郡から西鉄久留米に行くには30分間隔の普通電車を使うほかない。まあ長距離移動はするなと言いたいのだろうが…

3. 普通列車も多くの区間で昼間半減へ

今回の2021年2月西日本鉄道臨時ダイヤ運転では、土休日の昼間の普通列車も多くの区間で半減する。

貝塚線や甘木線甘木~天神大牟田線大牟田間の普通は昼間の運転を半減する。これにより貝塚線は昼間15分間隔(毎時4本)から昼間30分間隔(毎時2本)に、甘木線及び天神大牟田線大善寺~大牟田間の普通は昼間30分間隔(毎時2本)から60分間隔(毎時1本)に減便する。天神大牟田線では特急の減便はなく30分間隔運転(毎時2本運転)を継続することから、大善寺~大牟田間では昼間は普通列車より特急の方が運転本数が多くなる

なお太宰府線では昼間のみならず朝夕含め列車を半減する。これにより終日に渡り約30分間隔での運転となる。ただ一応朝に西鉄福岡(天神)始発の急行太宰府行きがあるため、急行の運転は減便するが継続する。

これらから、今回の臨時ダイヤ運転で昼間の普通列車を減便しないのは天神大牟田線西鉄福岡(天神)~筑紫間と小郡~宮の陣間のみで、これ以外の区間では普通列車の昼間の減便を行っている。また普通列車の減便を行っていない区間は急行の減便を行っているため、結果全線で昼間の運転本数を削減することとなった。


4. 結び

今回の2021年2月西日本鉄道臨時ダイヤ運転では、土休日に一部列車を運休し昼間の急行を全て運休するほか多くの区間で昼間の普通列車を半減することとなった。

一方、西鉄福岡(天神)~西鉄二日市間では普通の代わりに急行を減便することでほぼ先着本数を保っており、極力利便性を落とさないようにしている。

今後西日本鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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