車両増備による運用増加でラッシュ時に増発へ! 上海地下鉄・松江路面電車ダイヤ改正(2019年8月22日/2019年8月28日/2019年8月30日) 上海地铁调图

上海地下鉄は2019年8月22日、weiboにて8月22日に上海松江路面電車1号線でダイヤ改正を行ったと公表した( 为进一步提升运营服务质量,松江有轨电车即日起,1号线工作日早晚高峰时段的行车间隔由原来约30分钟缩短至约23分钟 )。また上海地下鉄は2019年8月23日、weiboにて8月28日に地下鉄8号線でダイヤ改正を行うと公表した( 8月28日起8号线将启用新运营图 )。また上海地下鉄は2019年8月23日、weiboにて8月30日に地下鉄7号線でダイヤ改正を行うと公表した( 8月30日起,7号线将启用新的列车运行图 )。今回はこれらについて見ていく。


1. 開業直後に早速増発へ

今回の2019年8月22日上海松江路面電車ダイヤ改正では、2019年8月10日に開業したばかりの上海松江路面電車1号線でダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正では平日朝夕ラッシュ時の路面電車1号線の運転間隔が30分間隔から23分間隔に短縮し、輸送力が30.4%増加した。昼間は30分間隔のまま変わりないことから昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は100.0%から76.7%に変化した。これでラッシュ時の混雑が緩和するようだ。

なお路面電車1号線の運転区間の多くが被る路面電車2号線は、今回のダイヤ改正では増発せず、終日11分間隔のまま維持することとなった。

2. 車両増備に伴いラッシュ時に増発へ

また今回の2019年8月28日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄8号線でダイヤ改正を実施した。

今回のダイヤ改正は当初地下鉄8号線を延伸して開業させるはずだった新交通浦江線の2018年3月31日の開業以来初のダイヤ改正となっており、、車両増備に伴い3運用増加することで増発を図った。

まずは平日朝ラッシュ時。延吉中路~沈杜公路間が平均2分22秒間隔から平均2分15秒間隔に短縮し、輸送力が5.2%増加した。市光路~延吉中路間は平均3分30秒間隔のまま変わらないことから、3本に1本が延吉中路始発で設定することとなったようだ。

また平日夜間及び土休日夜間は延吉中路~東方スポーツセンター間運転の区間運転列車を延吉中路~沈杜公路間の運転に延長することで、東方スポーツセンター~沈杜公路間で列車を増発することとなった。

3. 運転区間延長とラッシュ時に増発へ

また今回の2019年8月30日上海地下鉄ダイヤ改正では、2018年5月31日ダイヤ改正以来約1年3か月ぶりに地下鉄7号線でダイヤ改正を実施した。

今回のダイヤ改正では、平日朝夕ラッシュ時に増発を行う。平日朝ラッシュ時は上大路→楊高南路間で2分30秒間隔で運転していたが、平日朝ラッシュ時のみに残っていた上大路~楊高南路間運転の区間運転列車を平日夕ラッシュ時や昼間同様祁華路~上大路~楊高南路間運転に拡大した上で、祁華路→楊高南路間は2分13秒間隔に短縮、輸送力は上大路→楊高南路で12.8%増加、祁華路→上大路間で57.9%増加することとなった。

また平日夕ラッシュ時は楊高南路→祁華路間で平均3分間隔から平均2分44秒間隔に短縮し、輸送力が9.8%増加した。平日昼間は約5分30秒間隔のまま変わりないことから、楊高南路→祁華路間での昼夕輸送力比(日本の基準で適正値60〜78%/推奨値66%~75%)は54.5%から49.7%に変化した。土休日の昼間は平日より運転間隔の狭い約5分間隔で運転しているが、もうそろそろ昼間の増発も図った方が良いのではないだろうか。

4. 結び

今回の2019年8月22日上海松江路面電車ダイヤ改正及び2019年8月28日・8月30日上海地下鉄ダイヤ改正では、車両増備に伴い運用数が増加し、上海松江路面電車1号線と上海地下鉄8号線、上海地下鉄7号線の3線でラッシュ時を中心に増発することとなった。

今後上海松江路面電車や上海地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。


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