ひかり大増発もひかりレールスターの増発なしへ 東海道・山陽・九州新幹線臨時列車運転(2019年12月~2020年2月冬期間)

JR西日本は2019年10月18日、プレスリリースにて2019年12月~2020年2月に運転する秋の臨時列車について公表した( 2019年秋の臨時列車の運転について )。今回は2019年12月~2020年2月に運転される東海道・山陽・九州の各新幹線の臨時列車について見ていく。


1. 東海道新幹線でも引き続き増発へ

JRグループ各社では例年に引き続き多客期を中心に新幹線では臨時列車の増発、在来線特急では増結を中心に行われる。今回は東海道・山陽・九州の各新幹線の亜期の臨時列車について前年と比べながら見ていく。

まずはJR東海のプレスリリースによると、今回の2019年12月~2月東海道新幹線秋の臨時列車運転における総運転本数は33,646本(前年比622本増、1.9%増)となっている。

今回の臨時列車運転が「のぞみ」を最大毎時10本までしか運転できない最後の期間のため、次回の2020年春の臨時列車運転からは「のぞみ」最大毎時12本ダイヤを組みより多客期に多くの列車を運転できるようになる見込みだ。

2. 臨時列車本数据え置きも速達型「ひかりレールスター」設定ならず

またJR西日本のプレスリリースによると、今回の2019年10月~11月山陽新幹線秋の臨時列車運転期間では期間中「のぞみ」は1,230本(前年比42本増、6.4%増)、うち博多発着「のぞみ」は860本(前年比50本増、3.9%増)、「みずほ」201本(前年比161本減、44.5%減)、「さくら」87本(前年比5本減、28.6%減)、「ひかり」128本(前年比45本増、9.9%増)となり、総じて山陽新幹線の臨時列車は1,656本(前年比356本増、27.4%増)となっている。

2019年3月16日ダイヤ改正で臨時「みずほ」のうち1往復が定期化し他にもかかわらず、今回の臨時列車運転ではさらに多くの列車を増発することとなった。。

また今回の臨時列車運転では「ひかり」が大幅に増発しているが、2018年5月より継続的に運転していた速達型臨時「ひかりレールスター」の設定はまたもない。割引きっぷもN700系「ひかり」(しかも臨時「さくら」と同じ時刻で運転)ばかりになっており、700系「ひかりレールスター」の活躍が狭まっているのは間違いないようだ。

3. 九州新幹線は定期化で臨時列車削減へ

またJR九州のプレスリリースによると、今回の2019年10月~11月九州新幹線秋の臨時列車運転期間では期間中「みずほ」は211本(前年比46本減、44.5%減)、「さくら」は104本(前年比3本減、4.2%減)、そのうち博多発着の九州新幹線内完結「さくら」が17本(前年比7本増、19.4%増)となり、総じて九州新幹線の臨時列車は315本(前年比240本減、43.2%減)となっている。

「みずほ」が減っているのは2019年3月16日ダイヤ改正でほぼ毎日運転の「みずほ」2往復中1往復が定期化したためであるが、それを踏まえても九州新幹線では減便してしまった。

4. 結び

今回の2019年東海道・山陽・九州新幹線冬の臨時列車運転では、定期列車と合わせて大幅に増発している。

今後どのような臨時列車が設定されるのか、見守ってゆきたい。


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