のぞみ値上げも終列車さらに繰り下げか! 東海道・山陽新幹線ダイヤ改正予測(2023年3月予定)

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のぞみ値上げも終列車さらに繰り下げか! 東海道・山陽新幹線ダイヤ改正予測(2023年3月予定)

JR東海は2021年3月25日、プレスリリースにて2021年以降のN700Sの投入本数について公表した( 2021 年度重点施策と関連設備投資について )。またJR西日本は2022年7月13日、プレスリリースにて2023年4月に「のぞみ」「みずほ」の特急料金を改定し値上げすると公表した( 山陽新幹線におけるのぞみ号・みずほ号指定席特急料金の見直しについて )。今回はこれから2023年3月実施予定の東海道・山陽新幹線ダイヤ改正について予測していく。

1. 前回同様東海道新幹線では小規模なダイヤ改正に留まるか。

JR東海では2022年度に12本程度の東海道新幹線用新型車両N700Sを投入する。

が、前回の2022年3月12日ダイヤ改正までにJR東海ではN700Sを24本、JR西日本では2本、合計26本を投入している。前形式ののN700系の際にはJR東海・JR西日本合わせて24本揃った状態で東京毎時10分発/33分着山陽直通定期「のぞみ」をN700系運転に統一し毎時1本の固定運用をつくり所要時間を変えないまま全ての「のぞみ」を品川に停車させるに至ったが、それより2本多い26本のN700Sを投入していた2022年3月12日東海道新幹線ダイヤ改正で「のぞみ」毎時1本の高速化を行わなかったというのは、意図的にやらなかったとしか言いようがない。

また2024年3月までにN700Aの全てがN700Sと同等のブレーキ性を撃を持つようになるなることから、以前の記事で東海道新幹線最高速度引き上げと全車指定化・値上げについて触れている。逆に「のぞみ」の値上げを視野に入れているのであれば、最高速度引き上げや所要時間短縮も2024年3月ダイヤ改正で行うべきであって、それまでは小規模とせざるを得ないだろう。

そう考えると、今回の2023年3月東海道新幹線ダイヤ改正は早朝深夜時間帯の調整にとどまり、パターンだ屋時間帯はあまり変化しないだろう。





これにより、N700系運転のまま東京から博多への最終列車を東京18時50分発から19時00分発に、東京から姫路への最終列車を東京20時50分発から21時00分発にそれぞれ10分繰り下げることが可能になる。

これならN700系を大切に使いたいがために2020年度にN700Sを投入しなかったかつ2023年3月の北陸新幹線敦賀開業でW7系の増備に資金を回さなくてはならないJR西日本へN700Sの投入を強要する必要がない。–>

では今回のダイヤ改正では東海道・山陽新幹線でどのような時刻の変更を見込めるのだろうか。

前回の2022年3月12日東海道新幹線ダイヤ改正では東京発広島行き最終「のぞみ」を東京19時51分発から20時00分発に9分繰り下げたが、その際に東京19時発以降のパターンダイヤにおける定期列車に配置を変更している。

この19時以降の定期列車の配置に合わせるために東京20時33分発「のぞみ113号」岡山行き最終を東京20時33分発から東京20時39分発に6分繰り下げる可能性は高そうだ。これにより岡山最終到着自己kは23時50分から23時55分程度に繰り下がる見込みだ。

あとは東京発博多行き最終を東京18時51分発から18時54分発に繰り下げる可能性はゼロではないが、東京発18時台発は多客期に「のぞみ」毎時12本ダイヤがまだまだほしい時間帯であり、かつ混雑が集中してしまう可能性がある。そう考えると博多行き最終の時刻繰り下げは難しいのではないだろうか。




2. 山陽新幹線で「のぞみ」「みずほ」値上げへ

今回の2023年4月1日山陽新幹線料金改定では、「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席およびグリーン車料金を最大420円値上げすることとなる。

山陽新幹線では2022年4月1日にネット予約のe5489やエクスプレス予約で値上げを図っていることから、収入増強を図る必要があるようだ。

これらのネット予約は2022年に値上げしたばかりなので原則今回は値上げをしないのだが、定義上きっぷの200円引きのスマートEXは2022年4月1日の値上げは免れたが、今回の2023年4月1日料金改定できっぷの料金が値上げすることから、今回値上げを図るのではないだろうか。

これにより山陽新幹線と他線区を跨ぐ場合でも値上げとなることから、東京・名古屋~岡山間で指定席を利用する場合は110円、東京・名古屋~広島間で指定席を利用する場合は320円、新大阪・新神戸~九州新幹線間で「みずほ」指定席を利用する場合には420円を値上げすることとなる。

これにより新大阪~博多間での「のぞみ」「みずほ」における普通車指定席(通常期)および普通車自由席との差額は、850円から1,270円に引き上がることとなった。

そもそも山陽新幹線では「のぞみ」は2020年3月14日以降臨時列車を含め全列車で300km/h運転を行うようになり所要時間短縮を図ったほか、最大毎時6本運転を行うなどの増強も図った。が、今後新型車両N700Sを投入しても山陽新幹線内での最高速度を引き上げる見込みがないほか、そもそもN700SをJR西日本が増備する予定もないし、むしろ直通先のJR東海が電気代の安いN700Sを投入してくれるのでJR西日本が新車を入れなくても電気代が少しずつ安くなっているのである。

もっとも山陽新幹線では全ての「のぞみ」「みずほ」が300km/hで運転することを考えると、285km/hしか出さない東海道新幹線「のぞみ」よりも料金が値上げしても致し方はないだろうし、むしろ2024年3月ダイヤ改正で東海道新幹線が300km/h運転を開始し「のぞみ」料金を値上げするのであれば今回の山陽新幹線での値上げ幅と同程度にする可能性も十分あるだろう。




ただ、山陽新幹線では「さくら」も300km/h運転を行い、原則全区間先着かつ停車駅も山陽新幹線内では「のぞみ」「みずほ」よりも1駅多い程度となっていることを考えると「みずほ」との差別化は図れているのだろうか。もっとも「のぞみ」は東京直通先着列車という付加価値があるが、1日8往復しか運転のない「みずほ」はそれに合わせて巻き込まれて値上げした感はある。

また東京や新大阪は23時45分着で打ち切り、名古屋に至っては6時20分から23時49分までの列車の運行に絞っている中、山陽新幹線は岡山も広島も博多も概ね6時00分から23時50分以降も列車の発着を行っているのである。

そう考えると2020年以降の山陽新幹線では早朝深夜の「のぞみ」利便性の向上を図っており、航空機との競合にも力を入れていることから多少値上げの付加価値はありそうだ。

ただ全般値上げというより早朝深夜料金加算にしても良かったのではないかとは思うが。


3. 結び

今回の2023年3月実施予定の東海道・山陽新幹線ダイヤ改正では、岡山行き「のぞみ」最終列車の時刻繰り下げの可能性は高いものの、東海道新幹線内では定期列車と僅少列車の入れ替え程度や多少の時刻変更などに留まり、大きく時刻を変更する見込みはなさそうだ。

ただ次回2024年3月ダイヤ改正までにすべてのN700AがN700Sと同等のブレーキ性能を持てるようになり、東海道新幹線全列車での速度向上が見込まれる。

今後東海道・山陽新幹線でどのようなダイヤ改正を実施しるのか、楽しみにしたい。

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