平日朝に7両急行爆誕と大量準急格下げで玉電化へ! 東急田園都市線ダイヤ改正(2026年3月14日)

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田園都市線平日朝に7両急行爆誕と大量準急格下げで玉電化へ! 東急電鉄ダイヤ改正(2026年3月14日)

東急電鉄は2026年1月22日、プレスリリースにて2026年3月14日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち田園都市線について見ていく。

2026年3月14日東武鉄道ダイヤ改正はこちら!

2026年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 田園都市線車両不足で平日朝に7両急行設定へ!

今回の2026年3月14日東急電鉄ダイヤ改正では、2025年3月15日東急電鉄ダイヤ改正以来約1年ぶりにダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正では平日朝に急行で減車を図る。

これは2025年10月5日に発生した梶ヶ谷駅での列車衝突事故により地下鉄半蔵門線直通用10両編成2本が使えなくなっており、予備車減少により車両点検できる余裕がなくなっているためである。

今回のダイヤ改正では平日の長津田8時19分発急行押上行きを鷺沼8時33分発準急押上行きに短縮する。救済として中央林間8時10分発7両急行鷺沼行きを増発することとなった。

なおこの急行から準急への格下げにより平日朝の準急運転時間帯がしれっと7分拡大する。

なお運用繰りの関係で押上7時24分発各駅停車長津田行きを鷺沼行きに短縮する。




2. 平日夕ラッシュ時の急行を一律準急格下げへ!

また今回の2026年3月14日東急電鉄ダイヤ改正では、平日夕ラッシュ時の急行を軒並み準急に格下げし、渋谷~二子玉川間各駅停車とする。

そもそも田園都市線に準急ができたのは平日朝の桜新町での通過待ちをなくすことによる混雑平準化である。これを受け徐々に朝夕の通勤時間帯に急行を準急に格下げする形でどんどん準急を増やしてきた。

そんな中今回のダイヤ改正ではついに平日夕ラッシュ時の急行をほぼすべて準急に格下げする。平日夕ラッシュ時も桜新町で急行に抜かされる各駅停車は空いているので、混雑緩和を狙えそうだ。




今回のダイヤ改正では渋谷発平日18時台と19時台の急行中央林間行きを準急に格下げし、渋谷~二子玉川間および長津田~中央林間間で各駅停車化する。これにより平日夕ラッシュ時の田園都市線は9分サイクルに急行1本と各駅停車2本、毎時6.7本の急行と毎時13.3本の各駅停車となっているが、今回のダイヤ改正より毎時6.7本の準急と毎時13.3本の各駅停車となり押上~渋谷~二子玉川間で全駅停車列車を均等3分間隔毎時20本運転することとなる。

これにより平日夕ラッシュ時の急行はたいてい桜新町・梶ヶ谷・江田・長津田で各駅停車を抜かしていたが、梶ヶ谷と江田だけに縮小する見込みだ。

また長津田~中央林間間で毎時8本運転している各駅停車を削減、9分間隔の準急毎時6.7本と一部の各駅停車のみに減便する見込みだ。




3. 土休日朝~昼間も渋谷方面急行を準急に格下げへ!

また今回の2026年3月14日東急電鉄ダイヤ改正では、中央林間発土休日9時台~13時台の地下鉄半蔵門線直通の10両急行を準急に格下げする。

急行を運転することで桜新町で各駅停車を抜かすと特に渋谷方面上り列車で二子玉川で急行に乗り換える人が多くなり急行が極めて混雑する。これに伴い急行を準急に格下げし桜新町での各駅停車の通過待ちをなくすことで川崎市内の急行通過駅民が二子玉川で各駅停車から急行に乗り換えさせないようにする。

これにより土休日の昼間のほとんどで渋谷方面の10両編成は急行毎時3本、準急毎時3本、各駅停車毎時6本から準急毎時6本、各駅停車毎時6本に再編する。

また長津田~中央林間間の各駅停車は毎時6本から毎時3本に削減、準急と合わせてこの区間の全駅停車列車は中央賃間行き毎時6本、渋谷方面毎時9本となる見込みだ。

今回の急行から準急への格下げは平日昼間には行わず土休日昼間だけに行うが、これは昼間は平日より土休日の方が利用が多いため

いや混んでいるなら土休日だけでも昼間に渋谷折り返し毎時3本用意しろって。そして二子玉川~中央林間間は7両急行を地下鉄半蔵門線直通10両急行に増車っしろって。そもそも平日夕ラッシュ時毎時20本なんだから昼夕輸送力比考えても毎時14本~毎時15本は必要なんだよ、毎時12本であること自体が少ないんだよ。2014年6月21日東急電鉄ダイヤ改正から2021年3月12日まで渋谷始発終着を昼間毎時2本つくるために地下鉄半蔵門線渋谷~半蔵門間で回送させてまで昼間毎時14本運転してただろ田園都市線。土休日だけなら昼間に復活させることできるだろうに。混んでいるならまず列車を増やすべきではないのか。




4. 急行から準急への格下げに百万都市になりつつある東京都世田谷区利用の増加が背景か!

ではなぜ今回の2026年3月14日東急電鉄ダイヤ改正では、田園都市線でここまで急行を準急に格下げすることとしたのだろうか。

もっとも土休日昼間の急行から準急格下げはそもそも混んでいるのだから渋谷始発終着で10両編成を増発しろに尽きるのだが、平日夕ラッシュ時は2018年3月30日東急電鉄ダイヤ改正2019年3月16日東急電鉄ダイヤ改正の2回にわたり10分サイクルから9分サイクルに短縮、輸送力を11.1%増強している。にもかかわらず急行から準急に格下げして混雑を平準化しないといけなくなっている。

そもそも田園都市線は東京急行電鉄が手掛ける私鉄最大規模の都市開発計画多摩田園都市へのアクセス路線とそて整備した路線である。当時は大井町線の延長として整備していたが、あまりにも利用者が多くなり自由が丘乗換東横線で混雑することが容易に分かっていたので、当時路面電車として運転していた玉川線(通称玉電)のうち渋谷~二子玉川園間を地下線(ほぼ地下鉄)に転換し輸送力の大幅増強と高速化を図ることとし、地下鉄半蔵門線との直通で東京の中心部大手町にも乗り入れることとした。そうしてできたのが1977年4月7日に開業した新玉川線、現在の田園都市線である。

しかも当時バブル景気により東京の不動産価格が急騰しとても住めなくなったためドーナッツ化現象が発生、郊外の住宅需要が大きく増えた。このため東急電鉄でも田園都市線に急行を積極的に運転することで所要時間短縮を図ることとした。

ただ、その後2010年以降東京回帰が進み、都区内田園都市線のほとんどを占める世田谷区は2026年1月現在の人口が約95万人と100万人に迫る勢いである。もはや千葉市より世田谷区の方が人口が多いのである。そんな人口がいまだに増えている世田谷区であるから、当然田園都市線を含む鉄道利用者も増えている。

一方1970年代より多摩田園都市として開発した溝の口~中央林間間では徐々に高齢化が進み、利用者が少しずつ減ってきている。そのため世田谷区内の渋谷~二子玉川間を通過する急行を都区内全停車の準急に格下げすることで人口が増えている世田谷区内でのお利便性を上げることに方針転換したようだ。

ただ急行から準急に格下げするということは渋谷~二子玉川間の所要時間が4分程度長くなることを意味している。もはや全列車各駅停車の路面電車時代の玉電になりつつあるのは気のせいだろうか。


5. 結び

今回の2026年3月14日東急電鉄ダイヤ改正では、田園都市線で脱線事故による車両不足により平日朝に7両急行を設定することとしたほか、平日夕ラッシュ時や土休日昼間に急行を準急に格下げすることで混雑の平準化を図ることとした。

今後東急電鉄でどのようなダイヤ改正を行うのか見守ってゆきたい。

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関連情報:2026年3月14日(土)ダイヤ改正を実施 – 東急電鉄

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