THライナー草加停車へ! 東武鉄道臨時ダイヤ運転(2021年4月12日より実施)

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THライナー草加停車へ! 東武鉄道臨時ダイヤ運転(2021年4月12日より実施)

東武鉄道は2021年4月6日、4月12日より座席指定制列車「THライナー」のうち夕方以降に運転する列車を草加に追加停車すると公表した( 「THライナー草加駅停車キャンペーン」を実施! )。今回はこれについて見ていく。

2021年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 「THライナー」草加増停車へ!

今回の2021年4月12日東武鉄道臨時ダイヤ運転では、地下鉄日比谷線と直通運転を行う座席指定制列車「THライナー」のうち、夕方以降に運転する霞ケ関始発久喜行き列車全日全5本を草加に増停車する。

これによりこれまで上野から新越谷までノンストップで運転していたのだが、今回の増停車により上野の次は草加に停車することとなった。

なお今回の草加への臨時増停車は6月11日までとしているが、ちょうど2か月であることを考えるとやや期間設定が不自然で、おそらく当初から実質恒久化するつもりなのではないだろうか。

なぜ今回草加に「THライナー」を増停車させることにしたかというと、朝の「THライナー」と比べ夕方以降運転の「THライナー」の方が空席が多く集客力を高めることで空席を埋めたいと思ったのだろうが、停車駅選定にあたり新越谷の1つ手前の急行停車駅ということで草加にしたのだろう。この辺りはおそらくスカイツリーライン特急「スカイツリーライナー」が朝は春日部→北千住間ノンストップなのに対し夕方以降は北千住の次は春日部の1つ手前の急行停車駅せんげん台に停車するのと同じ感覚で設定しているのだろう。

ただ今回の増停車、2020年3月14日西武鉄道ダイヤ改正で実施した地下鉄直通座席指定制列車「S-TRAIN」の平日夕方以降練馬増停車と同じ匂いがする。まあ草加は埼玉県ではあるので練馬と比べたら東京都心からは遠いし、なんなら草加ではなく西新井に増停車してもいいのではないかとも思うが。


2. 結び

今回の2021年4月12日東武鉄道臨時ダイヤ運転では、「THライナー」の草加増停車により集客力を高めることとなった。

ただ東武東上線「TJライナー」の成功と比べるとやや見劣りする。

今後東武鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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