キハ185系老朽化引退で特急剣山廃止か!それとも特急宇和海あしずり減車で車両置き換えか! JR四国徳島線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

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キハ185系老朽化で特急剣山廃止か!それとも特急宇和海減便で車両置き換えか! JR四国徳島線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

JR四国は2025年9月4日、プレスリリースにて2025年内をもって岡山自由席トク割回数券を廃止すると公表した。今回はこれから2026年3月JR四国ダイヤ改正のうち徳島線特急「剣山」について見ていく。

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1. 四国内全列車指定席化で徳島線特急「剣山」廃止か!

今回の2025年お得なきっぷ改定では、岡山自由席トク割回数券を年内を持って廃止する。

これに伴い2026年3月JR四国ダイヤ改正で本州・新幹線方面岡山発着特急「しおかぜ」「南風」の全車指定席化の可能性があるほか、今後四国内全在来線特急列車の全車指定席化があり得る状況となっている。

ただ座席数が増えると座席予約システムマルスを取り扱うJRシステムに支払う座席設定枠料金支払いが増える。もっとも乗車率が高ければ収入で費用回収できるので何も問題ないが、乗客の少ない列車を全車指定席にしても無駄にJR四国の出費が増えるだけである。そうなると運転本数の少ない特急列車をわざわざ特急列車として残すのだろうか。

実際JR四国では前回2025年3月15日ダイヤ改正で牟岐線特急「むろと」を廃止しているほか、同じく徳島駅を発着する徳島線特急「剣山」が半減している。このことから同じく老朽化したキハ185系気動車を使用する徳島線特急「剣山」が廃止になるのではないだろうか




2. 予讃線特急「宇和海」や土讃線特急「あしずり」減車で特急「剣山」用車両確保か!

今回の2026年3月JR四国ダイヤ改正では、老朽化したキハ185系廃止により利用の少ない徳島線特急「剣山」を廃止する可能性がある。が、ほかの特急列車の減便で運用が余剰となればその余剰車両を用いて特急「剣山」を存続する可能性があるのではないだろうか。

2025年現在徳島線特急「剣山」は2両編成2運用で成り立っている。がうち1本は2本つなげた4両運用なので3両に減車できる可能性が高い。このため3両編成1運用さえ浮けばよい。

またほかの四国内特急列車でも特急の全車指定席化により減車を図ることができる可能性があることから車両をねん出できるのではないだろうか。




候補は2つ。1つは予讃線特急「宇和海」。N2000系気動車による運転のため1両単位で組成可能なことから、4両→3両、3両→2両と減車をすれば3両生み出せる。このことから減便なしで減車のみで対応できそうだ。

もう1つが土讃線特急「あしずり」。ただしそもそも2両運転が多く3両から2両への減車が関の山のため減車だけでは3両ねん出できず減便が必要そうだ。

そう考えるとキハ185系気動車引退に伴う徳島線特急「剣山」の見直しでは、代替車両を予讃線特急「宇和海」の減車で捻出しそうだ。


3. 結び

今回の2026年3月JR四国ダイヤ改正では、徳島線特急「剣山」用に使用しているキハ185系気動車が引退することで、特急「剣山」の廃止可能性が少なからずあるほか予讃線特急「宇和海」の減車で車両をねん出する可能性がある。

今後JR四国でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

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関連情報:「岡山自由席トク割回数券」の発売終了について – JR四国

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