

JR東海は2025年12月12日、プレスリリースにて2026年3月14日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち静岡県内在来線各線について見ていく。
1. 東海道線で大減車でホームライナーや新幹線こだま誘導へ!
今回の2026年3月14日JR東海ダイヤ改正では、東海道線で大幅に減車を図る。
2. 御殿場線で5両運転廃止315系4両編成投入へ!
また今回の2026年3月14日JR東海ダイヤ改正では、御殿場線に315系4両編成を大量投入した。
御殿場線では3両+2両の最長5両運転を2往復で実施していたが、利用が徐々に減っていることと315系4両固定編成では中間運転台がなくなることで減車しても客室の減少が抑えられるため5両運転を315系4両運転に置き換えることとなった。
このほか3両運転や4両運転列車も315系4両編成に置き換え3両運転は4両に増車している。一方で2両運転はすでにワンマン運転を行なっていることから今回のダイヤ改正後も引き続き2両ワンマン運転となっている。
2027年3月の御殿場線全列車315系4両編成運転化および車外カメラ式都市型ワンマン運転化のための布石だろう。
なお身延線も2027年3月に富士~西富士宮間で4両ワンマン運転を開始するとしているが、4両運転2往復が315系固定運用になっただけで昼間の2両ワンマン運転には変わりがない。
3. 東海道線浜松〜豊橋間は3両廃止4両編成以上に
また今回の2026年3月14日JR東海ダイヤ改正では、東海道線浜松〜豊橋間を原則3両運転から315系4両運転とする。
東海道線浜松〜豊橋間は一部が名古屋へ直通する特別快速や新快速で6両や8両運転を行っているものの、原則3両編成の昼間は毎時3本での運転となっている。が、2024年3月16日ダイヤ改正で昼間の1時間20分に1本、つまり4本に1本が3両から4両に増車、前回2025年3月15日ダイヤ改正で40分に1本、つまり2本に1本が4両運転となっている。そして今回の2026年3月14日ダイヤ改正で東海道線浜松〜豊橋間で3両運転を廃止し全便4両以上での運転となるほか、4両運転列車は全て315系での運転となる。
東海道線浜松〜豊橋間では2028年3月に315系4両編成による車外カメラ式都市型ワンマン運転を実施するためそのための布石だろう。
ただ同じく2028年3月には東海道線豊橋〜大垣間でも4両ワンマン運転を行うとしている。4両編成なので全駅停車の普通列車を対象とする見込みだが、豊橋〜岡崎間では東海道線のうち全駅停車の普通電車は昼間毎時2本しか運転がない。これと合わせるために浜松〜豊橋間も昼間3両編成毎時3本の毎時9両から4両編成毎時2本の毎時8両に再編し減便、東海道線普通電車として岐阜まで直通化してもおかしくないのではないだろうか。
4. 結び
今回の2026年3月14日JR東海ダイヤ改正では、2027年以降の315系4両ワンマン運転開始に向け御殿場線で5両運転を取りやめ原則315系4両編成としたほか、東海道線浜松〜豊橋間でも3両運転を取りやめ全列車最低4両運転とした。
一方で東海道線熱海〜浜松間では朝夕を中心に減車を行い、平日夕ラッシュ時と昼間の輸送力がほぼ同じか平日夕ラッシュ時の方がやや少なくなるくらいにまで減便し、着席保証列車「ホームライナー」や東海道新幹線「こだま」誘導を図ることで増収を図ろうとしている。
今後も315系によるワンマン運転が拡大する中、JR東海でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:2026年3月ダイヤ改正について – JR東海


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