新線開業と路線延伸で利便性向上へ! 成都地下鉄ダイヤ改正(2019年12月27日) 成都地铁调图

 118回閲覧

成都地下鉄は2019年12月27日、プレスリリースにて12月27日に地下鉄5号線の新規開業と地下鉄10号線及び路面電車蓉2号線の延伸に伴いダイヤ改正を行ったと公表した( 5号线一二期、10号线二期及有轨电车蓉2号线非首开段正式开通运营 )。今回はこれについて見ていく。

1. 5号線新規開業へ!

今回の2019年12月27日成都地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄5号線の新規開業と地下鉄10号線の延伸を行った。

まずは地下鉄5号線。成都市内を南北に貫く華桂路~回龍間の40駅間、48.202kmに渡る路線となっている。8両編成A型車で運転し、最高速度は80km/hとしており、全線所要時間は1時間29分となっている(外部サイトの路線図はこちら)。

運転間隔は華桂路~石犀公園間及び二江寺~回龍間が平日朝夕ラッシュ時に最短6分間隔、石犀公園~二江寺間が最短4分間隔となっている。

初終電について見ていくと、初電は南行き(華桂路発回龍行き)が華桂路6時10分発、北行き(回龍発華桂路行き)が回龍6時10分発となっている。

また終電は南行き(華桂路発回龍行き)が華桂路22時50分発、北行き(回龍発華桂路行き)が回龍22時50分発となっている。

2. 10号線延伸へ

今回の2019年12月27日成都地下鉄ダイヤ改正では、2017年9月6日ダイヤ改正以来約2年3か月ぶりに路線延伸に伴い地下鉄10号線でダイヤ改正を行った。

今回のダイヤ改正では双流空港第2ターミナル~新平間の10駅間、26.772kmに渡る路線となっており、既存開業区間と合わせて15駅間、36.749kmの路線となっている。引き続き6両編成A型車で運転し、最高速度は100km/hとしており、全線所要時間は45分としている(外部サイトの延伸区間の路線図はこちら)。

運転間隔は既存開業区間の太平園~双流空港第2ターミナル間は引き続き最短8分15秒間隔、双流空港第2ターミナル~新平間は最短12分20秒間隔での運転としている。

初終電について見ていくと、初電は南行き下り(太平園発新平行き)が太平園6時00分発、北行き上り(新平発太平園行き)が新平6時00分発となっている。

また終電は南行き下り(太平園発新平行き)が太平園23時10分発、北行き上り(新平発太平園行き)が新平22時40分発となっている。これにより双流空港第2ターミナル→太平園間では終電が6分繰り下がった。


4. 結び

今回の2019年12月27日成都地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄5号線の新規開業や地下鉄10号線の延伸など、市内移動が大幅に向上した。

2020年には全長200kmもの新線を開業する中国六大都市圏の成都都市圏の都市鉄道を運営する成都地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました