盛岡発着総E5系化でやまびこの速達化と料金値上げはあるのか 東北・上越・北陸・北海道新幹線ダイヤ改正予測(2020年3月以降予定)

JRグループでは毎年3月に全国規模のダイヤ改正を実施している。今回は2020年3月の東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線のダイヤ改正について予測していく。

2020年3月ダイヤ改正予測一覧はこちら!

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最速で2020年3月で実施見込みの上野~大宮間の最高速度引き上げに伴う所要時間短縮についてはこちら!


1. 盛岡発着やまびこの所要時間短縮はあるのか

前回の2019年3月16日東北新幹線ダイヤ改正では、定期列車でのE2系盛岡乗り入れが廃止され、盛岡発着定期「やまびこ」は1往復を除きE5系10両編成となった。しかし東京9時40分発「やまびこ45号」盛岡行き及び盛岡14時07分発「やまびこ50号」東京行きの1往復のみE5系10両編成+E3系6両編成で運転される列車があり、すべての列車で320km/h運転ができるようになったわけではない。

しかし、E5系であれば大宮~宇都宮間で275km/h運転が可能であり、E2系ダイヤの240km/h運転より最高速度が引き上げられ、大宮~宇都宮間で2分程度所要時間を短縮できる。後続の臨時「はやぶさ」に抜かされるため宇都宮で5分停車しているが、もし2分繰り上がれば郡山での待避に変えることができ、場合によっては東京~郡山間でも6分の所要時間短縮が見込まれる。「はやぶさ」加算料金は300km/h以上運転に伴う対価であるため、275km/h運転であれば加算料金の取らない「やまびこ」でも実施可能のように思う。

ただ怖いのは、仙台以北の全列車が320km/hに切り替えた場合、仙台以北で「はやぶさ」加算料金を「やまびこ」にも課し始める可能性がある。

盛岡発着の臨時「やまびこ」は未だにE2系運用があることから、次回の2020年3月ダイヤ改正まで盛岡にはE2系が不定期ながらも乗り入れることだろう。しかし、残り2運用となったE2系盛岡発着臨時「やまびこ」が2020年3月ダイヤ改正までに全てE5系に置き換えられるか増備本数的にも微妙なところで、仙台以北運転の全ての「やまびこ」の320km/h対応も起こる可能性がある。

また概ね金曜運転の東京22時12分発「やまびこ249号」仙台行き最終列車(大宮→仙台間ノンストップ)が、2019年3月16日ダイヤ改正よりE2系運用からE5系運用に切り替えられた。もし全席指定席にすれば「はやぶさ」に格上げできるではないか。

そう考えると、2020年3月ダイヤ改正では、東京22時12分発臨時「やまびこ249号」仙台行きが「はやぶさ」化する可能性は考えられそうだ。

また前回の2019年3月16日東北新幹線ダイヤ改正では東京〜仙台間運転のほぼ毎日運転の臨時「はやぶさ」の定期化は実施されなかったが、今後のダイヤ改正ではあり得るだろう。

そのほか2019年3月16日ダイヤ改正で最高速度引き上げと所要時間短縮を実施した北海道新幹線は、2020年夏以降に臨時列車のみで200km/h運転ないし210km/h運転を行う見込みである。

この200km/h以上の運転には毎度直前に試運転列車を運転しなければならないようで、運転間隔を空ける必要性がある。

このことから、少なからず定期列車を含め「はやぶさ」の運転時間設定に影響が出そうだ。

2. 上越新幹線の速達化はあるのか

前回の2019年3月16日上越新幹線ダイヤ改正では、停車駅の見直しにより所要時間短縮が図られた。

2020年3月ダイヤ改正に向けてE7系が増備されることは間違いなく、ダイヤ改正前であってもE4系「Maxとき」をE7系12両「とき」に置き換える可能性が高い。

なお2019年3月16日ダイヤ改正では東京~大宮間で時刻変更があったのは、東京7時00分発上越新幹線「Maxとき303号」新潟行きと東京7時04分発東北新幹線「なすの251号」那須塩原行きを入れ替えた程度であり、それ以上の変化はない。ただ、上野~大宮間の最高速度130km/hへの引き上げに伴う所要時間短縮が最速で2020年3月ダイヤ改正で実施される可能性があること、北陸新幹線と上越新幹線で共通運用を組みやすくなることから、東京発着ダイヤが白紙改正を行う可能性もあるものと思われる。

ただし、残り2年を切った一番空気抵抗の大きいE4系運用の列車は最高速度引き上げをすることなく、車両置き換えを行う可能性がある。

東京〜大宮間で並行ダイヤを行なっていることから、2020年3月ダイヤ改正で上野〜大宮間で所要時間短縮を行うのは、一部の列車に限られる可能性がある。

ただ上越新幹線の最高速度引き上げに関しては、北陸新幹線も運転する大宮~高崎間で先行実施する可能性はあるものの、新潟発着の上越新幹線では240km/hでしか運転できないE4系が残ることから、2021年3月ダイヤ改正まで持ち越しとなりそうだ。

3. 結び

今回の2020年3月東北・上越・北陸新幹線ダイヤ改正予測では、所要時間短縮が図られる可能性がある。

もし東北新幹線の10両編成がE5系にすべて統一された暁には全列車全車指定席となりそうな気もするが、今後高速化を図る中でどのようなダイヤ改正が実施されるのか、見守ってゆきたい。


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