宇都宮・郡山・福島を中心に最終列車20分繰り上げへ! 東北新幹線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

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宇都宮・郡山・福島を中心に最終列車20分繰り上げへ! 東北新幹線ダイヤ改正予測(2026年3月予定)

JR東日本は2023年11月11日、プレスリリースにてにて2026年3月14日ダイヤ改正で東北新幹線および上越新幹線で最終列車を繰り上げる公表した。今回はこれについてみていく。

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1. 東北新幹線も最終列車繰り上げと減便へ!

2026年3月14日東北新幹線ダイヤ改正では、最終列車を繰り上げることとなった。

今回のダイヤ改正では東京20時20分発「やまびこ69号」盛岡行き最終、東京21時44分発「やまびこ223号」仙台行き最終、東京22時44分発「なすの281号」那須塩原行き最終の3本で約20分最終列車を繰り上げる見込みだ。

これにより東京21時24分発「なすの275号」那須塩原行きは全駅停車の仙台行き「やまびこ」に延長するほか、東京22時16分発「なすの279号」那須塩原行きと東京22時44分発「なすの281号」那須塩原行きを統合し当きぃう22時24分発那須塩原行き「なすの」とする見込みだ。

このほか最終繰り上げ対象の東京21時44分発「やまびこ223号」仙台行き最終と東京22時00分発「なすの」那須塩原行きを統合するだろう。

これらの最終列車繰り上げに伴い東北新幹線では2本程度の減便が見込まれる。




2. 東北新幹線「はやぶさ」時刻据え置きで割を食うのは宇都宮・郡山・福島くらいか!

2026年3月14日東北新幹線ダイヤ改正では、最速達列車「はやぶさ」の最終時刻は変わらない。

これは「やまびこ」や「なすの」の前身である「あおば」は1987年以前の国鉄時代からある列車で6時00分から23時30分ごろまで運転しているが、東北新幹線のような沿線人口の少ない地域では東海道新幹線のように6時00分から23時56分まで運転しても早朝深夜に利用が少ないことが分かっていたので2002年以降に運転開始した「はやて」やその後継の「はやぶさ」では運転時間帯が短くなり、東京~盛岡間では6時30分~23時06分くらいまでしか運転しない。このためそもそも「はやぶさ」は最終駅到着時刻が早く、今回の最終繰り上げの対象にすらなっていない。

しかも東京20時20分発「やまびこ69号」盛岡行き最終が20分繰り上がったところで後続の東京20時16分発「はやぶさ41号」新青森行き最終から仙台で乗り継げてしまうため大して最終が繰り上がらないのである。

このため東京から古川~盛岡への最終は20時20分発から20時16分発に4分しか繰り上がらないし、東京から仙台への最終も東京21時44分発から21時36分発に8分しか繰り上がらない

つまり「やまびこ」の最終列車が繰り上がったところで割りを食うのは宇都宮・郡山・福島くらいで、仙台から北はほぼ影響がないのだ




しかもその宇都宮・郡山・福島から仙台への最終は東京発20分繰り上げに伴う列車統合で小山と那須塩原停車化と宇都宮で後続の「はやぶさ43号」仙台行き最終に抜かれることで、宇都宮発は13分の繰り上げで済むし、どうやら郡山や福島から仙台への最終も10分~15分程度の繰り上げで済みそうだ。このように20分繰り上げと称しながら途中駅では10分程度の繰り上げで済ませることで影響を小さくしているようだ。

このほか今回の2026年3月14日上越新幹線ダイヤ改正では、東京22時28分発「たにがわ417号」越後湯沢行き最終も20分程度繰り上げるとしている。


3. 結び

今回の2026年以降実施予定の東北新幹線ダイヤ改正では、上越新幹線に引き続き東北新幹線でも最終列車を繰り上げることとなった。

一方で東京発盛岡行きと仙台行き最終では最終列車を繰り下げる可能性もありそうだ。

今後ALFA-Xによる新型車両仮称EX系や北海道新幹線札幌延伸を見据える中、東北新幹線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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