恐れていた!ウィング号用2100形の置き換え宣言! 京急電鉄ダイヤ改正予測(2028年以降予定)

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恐れていた!ウィング号用2100形の置き換え宣言! 京急電鉄ダイヤ改正予測(2028年以降予定)

京浜急行電鉄と京成電鉄は2025年10月31日、プレスリリースにて京急電鉄と京成電鉄との共同検討に関する合意書締結を行ったと公表した。今回はこれについて見ていく。

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1. 有料特急用車両を京急と京成で共同設計へ!

今回のプレスリリースでは京成電鉄が開発する新型特急列車を京急電鉄と共通設計にするとしている。

京成電鉄では2028年10月以降に特急「スカイライナー」とは別に新しい特急列車を運転するとしている。この有料特急車両を京急電鉄と共通設計にするというのだ。

これにより京急電鉄の羽田空港と京成電鉄の成田空港を直通する有料特急を運転することになりそうだが、どうやら有料特急用車両を京成電鉄のみならず京急電鉄側でも車両を用意することになりそうだ。

ただこの有料特急は車内トイレを設置することから、トイレの管理ができる金沢文庫の金沢検車区に出入りする必要がある。金沢文庫方面に運転する着席保障列車と言えば「ウィング号」である。そう考えるとこの京成と共同設計する新しい有料特急車両で2100形「ウィング号」も置き換えるのではないだろうか?




2. 恐れていた!「ウィング号」用2100形の置き換え宣言!

そもそも京急の着席保障列車「ウィング号」に使用している2100形2ドアクロスシート車両は1998年より運転を開始している。京成京急直通有料特急が運転する2028年には車齢30年となることから、まあ置き換えてもおかしくはない年数にはなる。しかも2100形は座席に電源コンセントが一切ついていないため2020年代の着席保障列車としては物足りない。もっとも京急京成直通有料特急用車両は主に成田空港~羽田空港間での運転となるが、朝夕は運用が空くはずだし京成線内では京成上野始発の京成本線特急「イブニングライナー」に運用する可能性すらある。

そうなると当然朝夕しか運転のない京急着席保障列車「ウィング号」が全席電源コンセント完備の京成京急共同設計の新型特急車両に置き換わってもおかしくはない!

さらに京成京急共通設計の新型特急車両を京急電鉄で所有する場合、トイレ製造設備のある金沢検車区への送り込みも考えなくてはならない。「ウィング号」も2100形から京成電鉄と共通設計の新型有料特急車両に置き換わる可能性がある!あの2100形が引退するのだ!




3. 「ウィング号」を電源コンセント付きの新車に置き換えでウィングチケット値上げか!

また着席保障列車「ウィング号」の2100形から新型車両への置き換えで料金を値上げする可能性が高い。

そもそも「ウィング号」は乗車料金300円と、ほかの着席保障列車料金400円~500円と比べても明らかに安い。これでも2015年12月7日料金改定で200円から300円に値上げしたのだが、京急ポイントであれば250ポイントで乗れてしまうなどどう考えても安い。

しかも「ウィング号」の利用が主体となる遠距離利用では2023年10月1日京急運賃改定で普通運賃・定期運賃ともに値下げしている。つまり「ウィング号」利用に必要な運賃と料金はさほど上がっていないのだ。安い、安すぎる。

着席保障列車「ウィング号」を2100形から新型車両に更新し電源コンセントを全席に設置するのだろう。これに際し「ウィング号」乗車に必要なウィングチケットを300円から400円~500円程度に値上げしてもおかしくはない。


4. 結び

今回の2028年以降京急電鉄ダイヤ改正では、着席保障列車「ウィング号」用車両を2100形から京成との共通設計車両に置き換える見込みだ。

今後京急京成HDの設立の可能性もある中、京急電鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか見守ってゆきたい。

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関連資料 – ~持続可能な鉄道の実現、沿線価値向上に向けて~京急電鉄と京成電鉄との共同検討に関する合意書締結について – 京浜急行電鉄

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