
仁川空港鉄道は2025年10月10日、プレスリリースにて2025年10月17日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 車両増備で増発へ!
今回の2025年10月17日仁川空港鉄道ダイヤ改正では、2023年5月1日仁川空港鉄道ダイヤ改正以来約2年5か月ぶりにダイヤ改正を行う。
今回のダイヤ改正では新車を6両編成3本投入したことに伴い増発を図る。これにより空港鉄道各駅停車用車両は6両編成22本から25本に増強した。
この新車は2025年9月15日より営業運転を開始した。従来車と同じ1000系を名乗るものの、110km/hから150km/hに運転可能速度を引き上げている。2031年の全列車新車置き換え時には150km/h運転を開始する見込みだが、それまでは従来車両に混ざって最高速度110km/hで運転する。
まずは平日朝。黔岩~仁川空港2ターミナル間で増発し混雑を均等化する。
つぎに昼間。おおむね毎時1本~2本増発する。これにより平日・土休日ともにソウル駅発下り列車を10本、ソウル駅行き上り列車を9本増発することとした。
なお空港鉄道有料特急A`REXの運転時刻に変更はない。
2. 結び
今回の2025年10月17日仁川空港鉄道ダイヤ改正では、新車を6両編成3本投入し車両増備を図ったことで平日朝の運転区間延長による混雑分散を図ったほか、平日・土休日ともに昼間に増発することとした。
今後さらに新車を増備し最高速度引き上げも行う中、仁川空港鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしてゆきたい。


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